【軽量】海外旅行に12インチMacBookを持っていって良かったこと

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MacBook early 2016 - 1 Apple

海外旅行にどういうガジェットを持っていくかは非常に重要かつ難しい問題です。

なるべく数や重さを減らしつつ、しかし、必要な機能を損なわないバランスというものがあります。

先日行った旅行先には、悩んだ挙句、12インチMacBook、iPad mini 2、iPhone 7、Apple Watchを持っていきました。MacBookを選んだのは正解だった模様です。


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海外旅行に必要なガジェットの機能

今回は必要な機能を次のように設定しました。

  • 快適に文章を書けること
  • 現地でいつでもインターネットに接続できること
  • 移動中の暇つぶしに使えること

一方で、とくに重視しなかったのは、カメラからのバックアップ・ストレージとしての機能です。
動画をものすごく大量に撮影する場合(GoProを四六時中回しっぱなしにするなど)には、すべてをメモリーカードで賄うことができないので、撮影済みの素材をラップトップの内蔵ストレージや外付けHDDなどに逃がす必要があります。
このようなときには、カードリーダーを備えたラップトップと大容量の外付けHDDを持っていくのですが、今回はビデオカメラは使わない予定だったので、その必要はありませんでした。

上の条件に合う装備を検討した結果、持っていったのは前記のとおり次のようになりました。

  • 12インチMacBook
  • iPad mini 2
  • iPhone 7(SIMフリー版)
  • Apple Watch

ポータビリティの優劣

装備選びで悩んだのはMacBookの代わりにiPad Pro 12.9インチモデル(プラス Magic Keyboard または Smart Keyboard)にするかどうかという点でした。

iPad ProならiPad mini 2の役割を兼ねられるので、iPad mini 2を装備から外すことで、装備全体としての重さを約110〜170g抑えられます。
しかし、文章を書くのに必要な装備(12インチMacBook または iPad Pro + キーボード)だけで比較すると、MacBookの方が約160〜220g軽くなります。

つまり、都市間の移動やホテル間の移動など、荷物を全部抱えて移動するときにはiPad Proセットの方が少し楽で、滞在している街の中での移動には、文章を書くのに必要な装備が軽いMacBookセットの方が少し楽ということです。

都市間の移動の場合は、どのみちその他の大荷物も一緒に持ち歩くわけで、200gばかり軽くなったところで差は実感できません。

というわけで、ポータビリティの観点ではMacBookが優れていると考えて、MacBookを選びました。

街ではアークテリクスの防水バックパックにMacBookだけ詰め込んで歩いていましたが、空のバッグを背負っているのとほとんど変わらない感覚でいられました。とても軽いです。

ちなみに、各アイテムの重さは次のとおりです。

12インチMacBook: 920g
iPad Pro 12.9 + Smart Keyboard: 1080g
iPad Pro 12.9 + Magic Keyboard: 1144g
iPad mini 2: 331g

通信手段はWi-Fiか現地SIMのテザリングか?

MacBookには単体で携帯電話網に接続する機能はありません。
このため、作業場所のWi-Fiを使うか、スマホのテザリングに頼るかのどちらかで通信する必要があります。

ホテルやカフェにはWi-Fiが備わっている場合がほとんどですが、通信が安定しない場合があったり、一定時間通信しないと接続が切れてしまったりと、使いづらいケースも見られます。ちょっと年季の入ったホテルなどはほんとに厳しいです。

そんなわけで、今回はiPhone 7に現地通信会社のSIMを挿して、iPhoneのテザリングでほぼすべての通信を賄いました。

今回主に滞在したのはタイのバンコクでしたが、バンコク都内では4G網が十分に行き渡っていて、回線速度に不満を覚えるシーンはありませんでした。

今回使ったAIS社のプリペイドSIM単体の値段は49バーツ(約160円)。
AIS SIM Package

これに500バーツ(約1,700円)をチャージして、最大30日間・容量4.5GBの高速通信のプランを利用でき、さらに、タイ国内なら約90分、国際通話なら約6~90分の通話もできる状態にしました。(高速通信プランが約410バーツで、余った90バーツを通話にも使えるという状態です。設定作業は空港にあるAISブースのお姉さんが全部やってくれます)

4.5GBを使い切った後は、コンビニなどで料金をチャージして、簡単な操作で高速通信を復活させることができます。速度よりも容量を重視したいなら、10日間270バーツ(約900円)で最大1.5GB/秒の通信を使い放題のようなプランもあって助かります。

オフラインコンテンツの持ち運びをどうするか

飛行機やホテルでの暇つぶしのために、日本のテレビ番組を録画したもの(録るだけ録って消化できてない「カルテット」全話)と、dマガジンの雑誌をいくつかダウンロードしていくことを考えました。

どちらもMacBookにはダウンロードできないため、まずiPad mini 2(容量16GB)にストレージ容量が許す限り詰め込んで、入りきらない分はiPhone 7(容量128GB)で我慢するという作戦にしました。

この点では、容量に余裕があり、画面も大きなiPad Proを持っていけば、より快適な環境にできたかと思います。

結局、飛行機では機内エンターテイメントで「ラ・ラ・ランド」を見て過ごし、ホテルではオンラインでdマガジンを読んで過ごしたため、オフラインコンテンツの出番はなく、MacBookを選択して結果オーライだったわけですが、オフラインコンテンツの扱いはiOSの方が便利ですね。

文章を書くときの快適さ

文章を書く作業の快適さはiPad ProよりもMacBookの方が優れています。

以前から指摘し続けているiOSのIMEが使いづらい問題については、使い込んでかなり慣れてきたとは言え、やはりMacBookの方が快適なのは間違いありません。

また、カフェなどでソファ席しか取れない場合に、MacBookのクラムシェル構造は非常に助かりました。脚を組んだ状態でも、伸ばした状態でも、脚の付け根あたりにMacBookの本体を置いて画面を大きく開けば、キーボードの操作は全く不自由なく行えます。
iPad ProのSmart CoverやSmart Keyboardではこの使い方はできないので、場所を選ばないという点でもMacBookが使いやすいと感じます。

バッテリーの持ちの良さ

今回実際に使ってみて実感したのは、MacBookのバッテリーの持ちの良さです。

ずっと使い続けていると6~7時間でバッテリーが尽きてしまいますが、外出先でそんなに連続して作業することは、私の場合はあまりありません。

それよりも、ある場所で作業を中断してカバーを閉じ、別の場所で続きの作業をするといったことを繰り返して、非連続的・間欠的に作業したときにも、合計でちゃんと6~7時間使えるのが素晴らしいです。

これがMacならではの快適さなのか、Windows PCにもそういうものがあるのかは、私の経験からは判断できませんが、少なくとも12インチMacBookにはそういう快適さがあります。


まとめ ~ 軽さと日本語入力とクラムシェルとバッテリーのすばらしさ

12インチMacBookを旅に持ち出した感想でした。

MacBookの最大の特徴である本体の軽さと、文章を書くときの日本語入力の快適さやクラムシェル構造ならではの姿勢の自由さ、そして、細切れに作業するときに威力を発揮するバッテリー管理の優秀さを実感する旅でした。

文章を書くだけなら、これ1台あればほぼ満足に作業できるので、荷物に制約のある旅のお供に最適なラップトップの一つと言えると思います。

おそらく今年中にプロセッサーをKaby Lake Yにアップデートして新MacBookが発売されるはずですので、旅用ラップトップの候補に挙げてみても良いのではないでしょうか。

リンク:MacBook(Apple)
リンク:MacBook 12インチ Retina Displayモデル(ビックカメラ)icon


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