UQモバイルの新プラン「くりこしプラン」の申し込み受付がスタートしました。
細かく見てみると、UQの旧プランを使っている人はまずここへ避難するのがいいと気づきました。
UQモバイルのくりこしプランの概要
「くりこしプラン」の通信容量と料金は次のとおりです。
3GBで1,480円/月、15GBで2,480円/月、25GBで3,480円/月(いずれも税別)です。
通話は20円/30秒(税別)ですが、3種類ある通話オプションのいずれかを利用することで定額化できます。
povoと同じ2,480円で通話オプション別なら、auブランドで提供されるpovoの方がいいじゃんとつい思ってしまいますが、「くりこしプラン」には独自のメリットがあります。
それは余った通信容量を翌月に繰り越せることです。
月によって通信容量の利用量に波がある場合、たとえば、普段はそれほど多くは通信しないけど、ゴールデンウィークや夏休みや年末年始は利用量が増えるような使い方なら、余った容量を繰り越せるのは助かります。
この部分に月額2,980円時代におけるUQモバイルのギリギリの存在意義が残されているのです。
リンク:くりこしプラン(UQモバイル)
UQモバイルの旧プランからの変更は契約解除料不要
UQモバイルの古い料金プラン(「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」「データ高速+音声通話プラン」「データ無制限+音声通話プラン」)には2年間の契約期間が設けられていて、解約月以外に解約や他のプランへの変更を行うと、9,500円の契約解除料を請求されます。
しかし、これらのプランから「くりこしプラン」へのプラン変更では、契約解除料が掛からないことが明言されています。
旧プランのユーザーにとって、これは願ってもない朗報です。
なお、「くりこしプラン」には始めから契約解除料はありませんので、いったん「くりこしプラン」に変更してしまえば晴れて自由の身になれます。
旧プランユーザーは「くりこしプラン」を経由することを検討すべき
UQモバイルの契約解除料に縛られている旧プランのユーザーには、もう一つ脱出の方法があります。
それは3月にスタートするKDDIのpovoに乗り換えることです。
povoが発表されたタイミングで、au、UQモバイル、povo間の乗り換えでは契約解除料を含む各種手数料が無料になることも合わせて発表されました。
つまり、UQの旧プランからpovoに乗り換えれば、先に紹介した「くりこしプラン」を経由しなくても、やはり手数料無料で脱出できるということです。
しかし、povoは通信容量が20GB固定で、月額料金も2,480円に固定です。
より少ない容量で足りる場合や、もっと多くの容量が必要な場合、そして、先に書いたような通信容量の繰り越しを便利に使えるケースでは、「くりこしプラン」を選ぶのが有利です。
UQ内のプラン変更なのでおそらくSIMカードの差し替えの手間もないでしょう。
小容量ユーザーが「コロナ明け」まで使うのにもおすすめ
新型コロナウイルスの影響で外出の機会が極端に減っている現在、通信容量をほとんど消費しなくなったという方にとっては、月々3GBの「くりこしプラン S」(1,480円/月)はニーズに合ったプランではないでしょうか?
かく言う私は、容量実質3GBの「ぴったりプラン S」を使っていますが、直近3ヶ月の通信容量はご覧のありさまで、これで毎月2,980円も払うのはもったいないと感じています。
だから、また自由に外出や旅行ができるようになるまで、いったん「くりこしプラン S」に避難するのが、実は最もお得なんじゃないかと。
4月になればMNP転出手数料が無料化されます。
また、ahamo、povo、Softbank on LINEはおそらく初期費用無料になることが見込まれます。(ahamoは確定、他2つはそれに追随すると予想)
そうなってしまえば、いつでも自由に、かつ、ノーコストでキャリアを渡り歩くことができるようになるので、少なくとも4月までは「くりこしプラン」でUQに居残ってもいいんじゃないでしょうか?
以上、UQモバイルの「くりこしプラン」がUQの旧プランユーザーの避難先として適している話でした。
なお、「くりこしプラン」への変更は申し込み翌月から適用されるので、今すぐ申し込んでも3月スタートになります。ご注意ください。
リンク:くりこしプラン(UQモバイル)