【検証】UQ mobileのiPhone 5sは買いなのか

UQ mobileのiPhone 5sの料金が明らかになりました。

旧機種とはいえピカピカのiPhoneが手に入ってこの料金なら、最新の機能・性能を求めないライトな使い方なら十分利用価値があると思います。

ちょっとわかりづらい料金の詳細について。

UQ mobileでiPhone 5sを買った場合の月々の支払い

近頃はMVNOでも端末とSIMをセット販売するのが一般的になっていますが、料金プランが複雑なものが多くなってきているように感じます。

UQ mobileのプランも複雑です。

以下では、UQ mobileでiPhone 5sとSIMをセットで購入した場合の月々の支払いがいくらになるかを説明します。

UQ mobileには月々30分の無料通話と1GBの通信容量がセットになった「ぴったりプラン」と、60分の無料通話と3GBの通信容量がセットになった「ぴったりプラン+たっぷりオプション」という基本料金プランがあります。

上図のぴったりプランの料金は「スマトク割」と「イチキュッパ割」いう割り引きが適用された状態のものですが、スマトク割はauやau回線を利用したMVNOから転入した場合は適用されないので注意が必要です。
（スマトク割、イチキュッパ割はそれぞれ月額1,000円割引）

スマトク割は課金開始月から25か月目まで、イチキュッパ割は13か月目まで適用されます。

月々の支払代金はこの基本料金プランに端末代金や各種割引を組み合わせることで決まります。

iPhone 5sの場合、端末代金は月額2,100円を24回支払いますが、ここから「マンスリー割」としてぴったりプランの場合は月額1,400円、ぴったりプラン+たっぷりオプションの場合は月額1,900円が差し引かれます。

まとめて表にすると次のようになります。

とてもややこしいです。

期間ごとの支払いは次のようになります。

（26か月目以降は長期利用割引（-1,000円）が適用される）

これでずいぶんわかりやすくなりました。

月々最低2,680円から3,680円の支払いで基本的な通話・通信サービスとiPhone 5sをセットで手に入れられるということです。

iPhone 5sを買って、毎月の無料通話も付いてこの価格なら、十分検討に値するのではないでしょうか。

UQ mobileでは、ぴったりプランを契約したユーザーに対して課金開始月から25か月目までの間、無料通話の時間とデータ通信の容量が2倍になる「W増量」というサービスを提供しています。

「ぴったりプラン」は無料通話時間が30分から2倍の60分に、データ通信容量が1GBから2倍の2GBになります。
「たっぷりオプション」の場合は無料通話時間60分が120分に、データ通信容量3GBが6GBになります。

もちろん料金は変わりません。

「ぴったりプラン」の基本のデータ通信容量1GBはちょっと心もとない容量なのですが、2倍の2GBなら用途によっては十分使えるレベルになります。

iPhone 5sは2013年の秋に発売された機種で、そろそろ発売から3年になります。
この機種をこれから実質2年契約で手に入れることを不安に思う方もいるかもしれませんが、iOSのサポート状況を見ると当分の間は大丈夫そうなことがわかります。

先日発表されたiOSの新バージョン iOS 10の対象機種にはiPhone 5sが含まれています。

Apple iOS 10

また、iPhone 5sの1年前にリリースされたiPhone 5/5cも含まれています。
このことから、iPhone 5sは来年リリースされるであろうiOS 11でもサポート対象になることが期待できます。

その次のiOS 12では対象外となる可能性が高そうですが、今から使い始めればちょうど2年契約の切れ目になるので、手頃な料金でiPhone 5sを最後まで使い切って機種変更するというのがよさそうです。

UQ mobileとiPhone 5sの組み合わせは、最新スペックの超高速動作は必要ないけど、iPhoneをなるべく手頃な料金で使ってみたいという方に適した選択肢になっていると思います。

以上、UQ mobileでiPhone 5sを手に入れた場合の料金についてでした。