Surfaceを使っていてわりによく起こる悲劇。それは家にSurfaceペンを置き忘れることです。
ペンなしのSurfaceはどの程度使えるのか。
ペンなしのSurfaceは普通のラップトップ程度には使える(当たり前)
あらためて書くまでもありませんが、Surfaceはペンなしでも普通のラップトップ程度には使えますし、タッチパネルも使えるのでその分はラップトップに勝っています。
そのうえで、どういう不便があるのかというと。
タスクバーのボタンが押しづらい
以前から何度か書いていますが、Surfaceのタイプカバーのタッチパッド部分は面積が小さくて少々使いづらいです。
だから普段はタッチパッドはあまり触らずに、画面を直接指で操作したり、ペンで画面を突っついたりして操作することが多いのですが、ペンを封じられてしまうと困る場面があります。
それはタスクバーのボタンを押すときです。
Surfaceのタイプカバーはこの写真のように根元を折り畳むことで角度をつけてキーを打ちやすくするギミックがあるのです。
これのせいでタイプカバーの有効面積が減ってタッチパッドが小さくなっているという側面があるのですが、私はこの状態に慣れてしまってこのギミックなしでは気持ちよくタイプできなくなってしまいました。
さて、このタイプカバー折り畳み状態ではタイプカバーの根元、ファンクションキーのあたりが画面の表示領域の下端ぎりぎりにまで迫った状態になるため、タスクバーのボタンを指で操作するときにタイプカバーと干渉してうまく操作できないことがあります。
じわーっと慎重に操作すれば問題ないのですが、雑にやるとタスクバーより上をタップしてしまったりします。
Surfaceペンの細いペン先ならまったく問題ないので、普段は無意識にペンで操作している模様です。
というわけで、まずタスクバーのボタンが押しづらくなります。
小さなボタンが押しづらい
Microsoftの純正アプリの多くはタッチ操作を意識してか操作部が大き目になっていたり、Office 2013の各アプリのように操作部の間隔をタッチ向けに広げることができるようになっていたりして、タッチ操作だからといって困ることは特にありません。
その一方で、そういうことが全く考慮されていないアプリもたくさんあって、たとえばiTunesをタッチパネルで操作するのはけっこう苦痛です。
なんですぐペンを忘れてしまうん?
なぜペンを家に置き忘れてしまうのか?
それはペンの収納方法に問題があるのです。
私はSurfaceを使わないときにはタイプカバーのココにペンのクリップ部分を挟んで収納しています。
このようになります。
こうするとタイプカバーに付属のペンループを使わなくてもSurfaceペンをSurfaceに固定できます。
しかしこの方式だと、タイプカバーを開くとペンの居場所がなくなるため、Surfaceを使うときには必ずペンを取り外す必要があります。
ペンをがっつり使う用途なら使い終わった後でペンを元の位置に戻す意識が働きますが、自宅のデスクでニコ動を眺めたりするときにペンは不要ですので、ペンはそこらに放置したままになり、翌日そのまま置き去りにされるのです。
ペンはペンループに収納することにすれば、ペンを使わないときにも本体から離す必要がなくなるので、こうした事故は防げそうですが、どうやらタイプカバー付属のペンループの評判はすこぶる悪いようです。粘着部分の面積が狭いことに加えタイプカバーの起毛部分に貼り付けるからもともとそれほど強力に貼りつかない上に、ペンの出し入れがスムースじゃないためにより剥がれやすくなるのだとか。
そんなわけで、第一の対策としてこのロイヒトトゥルムのペンループを使うことを考えたいと思います。
私も以前から紙の手帳で愛用していますが、純正ペンループよりも粘着テープ部分が広く、ペンの出し入れもスムースなので、純正品よりも使いやすくなることが期待できます。
そして、もしお財布に余裕があれば、普段持ち歩くペンケースに予備のSurfaceペンを入れておくことも考えたいと思います。
6,500円近くする高級品ですが、ちょっとした高級文具だと思って、頑張っている自分へのご褒美とかなんとかそういうことにします。
色はブラックが断然おすすめです。Lamy 2000と並べてもこのとおりかっこいいです。
以上、Surfaceペンを家に置き忘れるとどうなるかと、その対策についてでした。