Surface Book 2への興味が尽きません。もはや買うのは決定的で、どのモデルを買うかが焦点になっています。
というわけで、どれを買うのかを考えます。
前提
私が仕事で使うSurface Book 2を買うにあたって、現行の4モデルからどのモデルを選ぶかを考えるというのが、この記事の趣旨です。
前提として次のようなことを置きたいと思います。
- 自宅のデスクトップPCは使わなくなる
現在自宅での作業環境として使っているデスクトップPCは引退させ、デスクトップでやっていた作業はすべてSurface Book 2に置き換える。 -
出先での作業ではiPad Proと使い分ける
出先で作業する場合、軽い作業はiPad Pro + Smart Keyboard + Apple Pencilのセットにモバイルバッテリーを組み合わせて行い、大画面が必要な処理やより重い処理を行う場合はSurface Book 2 + Surfaceペンのセットで行うことにする。
Core i5 か Core i7 か?
Surface Book 2(13インチモデル)をプロセッサー基準で分類すると、第7世代 Intel Core i5(Core i5-7300U)を採用したベースモデルと、第8世代 Intel Core i7(Core i7-8650U)を採用した上位モデルの、2種類に分けられます。
GPUは、ベースモデルではCPU内蔵のIntel HD Graphics 620が、上位モデルではそれに加えてnVIDIA GeForce GTX 1050(2GB)が採用されています。
上位モデルの中で、さらにメモリー容量とストレージ容量で3種類に分かれるのですが、それについては後で考えます。
さて、Core i5(2コア / dGPUなし)とCore i7(4コア / dGPUあり)のどちらを選ぶかと言われれば、文句なしにCore i7モデルです。
Core i5モデルとCore i7モデル(の最も安価なもの)の価格を比較すると、次のようになります。
モデル | 価格(マイクロソフトストア、税込) |
---|---|
Core i5(dGPUなし) | 200,664円 |
Core i7(dGPUあり、8GB / 256GB) | 262,224円 |
その差、6万1,560円です。
上の前提のとおり、私のSurface Book 2は、デスクトップPCを置換する使命を負っているわけですから、一世代前のデュアルコアCPUでは役者不足ですし、軽い作業だけならiPad Proでやればいいわけです。
また、Core i5モデルで良いのなら、より安価なSurface LaptopやSurface Proも視野に入ってくるということもあります。
そういうわけで、Core i7モデルがマストになります。
RAM容量は?
RAM容量は悩ましいところです。
私が普段やっている作業は、そのほとんどがRAM 8GBの範囲内で全く問題なくできるものです。
しかし、何かやりたくなったときにいちいちアプリを立ち上げて、起動を待つのが面倒なので、よく使うアプリはずっと立ち上げたままになっています。
現在主に使っているデスクトップPC(RAM 16GBを搭載)で見ると、だいたいいつも9〜12GB程度の物理メモリーが利用されているようです。
RAM容量が8GBしかない場合、これらの一部の内容はストレージに退避されるので、アプリを切り替えた時に反応が遅くなるというような弊害が予想されます。
Surface Book 2でRAM容量 16GBを選べるのは、上位2モデルです。
価格は次のとおり。
モデル | 価格(マイクロソフトストア、税込) |
---|---|
Core i7(8GB / 256GB) | 262,224円 |
Core i7(16GB / 512GB) | 336,744円 |
Core i7(16GB / 1TB) | 397,224円 |
RAM 16GBを実現しようとすると、出費は30万円を少し超えてしまいます。
率直に言って、RAMを8GBとストレージを256GB余計に載せるだけで7万円以上も価格が上がるのは、ちょっとやりすぎのように思います。思いますが、今後数年間を見据えると、やはりRAM容量は16GBがスタンダードになっていくような気もします。
というわけで、RAMは16GBのものを選ぶことにします。
ストレージは512GBで足りるのか?
ストレージの容量ですが、私が普段作業するときに必要な電子情報は、OneNoteとEvernoteに自分で書きためた(あるいは、どこかのウェブサイトからクリップした)情報と、OneDrive上に保存済みの文書ファイル・画像ファイルと、新たにウェブサイトから見つけた情報が大半です。
またアウトプットも、OneNoteかEvernoteかWordで作成して、OneDrive上かEvernoteのサーバー上に保存するものばかりです。
そう考えると、ストレージの容量はあまり多くなくても問題ないように思えます。
クラウドストレージもOneDriveをメインに使っている限りは、オンデマンド・ダウンロードの機能で、普段使わないデータはクラウド上にだけ置いておくことができます。
動画編集や写真のレタッチを本格的にやりたい場合は、外付けのHDDかSSDを使えば用が足りるでしょう。
というわけで、ストレージは512GBで十分だということにします。
アクセサリーは何が必要か?
まず、Surfaceペンは必須アイテムです。ペンを使わないならSurfaceを選ぶ必要はありません。
次に、持ち運びに便利な高機能マウスを一つ用意したいと思います。
Surface Book 2のタッチパッドはサイズが大きくて操作性が良く、機能面でもまったく不満のないものですが、なんだかんだでマウスがあると楽ちんな場面は少なくないので、LogicoolのMX Anywhere 2Sあたりを加えようと思います。
最後に、Surface Dialですが、お絵描きができない私の場合、あまり有効に使える場面を思い付けません。何か画期的な用途を考えつくときまで、買うのは待とうと思います。
というわけで、ペンとマウスを購入します。
Officeはどうするか?
Surface Book 2には「Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービス」というバージョンが同梱されています。
Windows用Officeの最新版をSurface Book 2でだけ使う権利(Office Home and Business Premium)と、OneDriveを最大1TBまで使え、Skypeで毎月60分の無料通話ができ、Office Mobileを機能制限なしで使える権利(Office 365 サービス)がセットになったものです。
私の場合、すでにOffice 365 Soloのユーザーである上に、Office 365 サービスに至っては、2022年まで使えるほど先払いで課金してしまっています。つまり、Surface Book 2に同梱されているOfficeは使い道がないということです。
某オークションサイトなどを見ると、およそ1万数千円程度で取引されているようですが、果たしてこれがOfficeのライセンス規約に違反しない行為なのかどうかはわかりません。
Officeの処分については継続検討とするしかなさそうです。
リンク:Office 365 Solo(マイクロソフトストア)
まとめ 〜 Core i7 / 16GB / 512GB / Surfaceペン / マウスを買うことに
以上、Surface Book 2を買うつもりで、モデル選定をしました。
買うものは…
- Surface Book 2(Core i7 / RAM:16GB / SSD:512GB)
- Surfaceペン
- マウス(Logicool MX Anywhere 2Sあたり)
…となりました。
総額、およそ35万円少々です。
デスクトップPCを処分したくらいではとても追いつかない金額ですが、それだけの価値があると信じましょう。何はともあれ、まずはお金の工面からだ!
Surface Book 2の詳細は公式サイトでご確認ください。
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