6月24日のMicrosoftイベントで発表されると言われている新しいWindowsは「Windows 11」になりそうです。
すでに実際に動くバージョンがリークしています。
新しいWindowsはWindows 11
予定されているイベントの案内にはこのように書かれています。
「新しいWindowsがどうなるかを見て来てください」みたいなニュアンスでしょうか。
窓から伸びる光が「11」に見えるうえ、イベントの開始時刻が11時なこともあって、ついにWindowsが「11」にバージョンアップされるに違いないと話題になっています。
で、今回リークしたビルドを実際に動かした動画がこちら。
Windows Centralさんはこんな動画を公開してしまってMicrosoftとの関係は大丈夫なのかといらぬ心配をしてしまいますが、それはともかく、動画を見る限り本物のWindowsではあるようです。
動画の最後のところ(12分35秒過ぎ)で「Windows 11」と書かれたバージョン情報も表示されます。
次のWindowsは本当にWindows 11になるようです。
主な変更点
動画から読み取れる主な変更点はざっと次のようなものです。
- タスクバーのアイコンが中央揃えになっている(設定で従来と同じ左揃えにもできる)
スタートメニューのレイアウトが大幅に変わっている
ウィンドウの角が丸くなっている
ウィンドウの最大化、最小化、復元のアニメーションがスムーズになっている
ウィンドウの最大化ボタンからウィンドウスナップの指定ができるようになっている
タスクバーの「デスクトップを表示」ボタンを無効化できるようになっている
タスクバーの検索機能の見た目がほんの少し変わったらしい
タスクビュー画面にタイムラインが表示されなくなっている
タスクバーにウィジェットボタンが追加されている
コンテキストメニューの角も丸くなっている
デフォルトのサウンドテーマの音が変更されている
タッチ操作で3本指・4本指のジェスチャーに対応している
タッチ操作中のアニメーションが変更されている
タッチ操作時の認識範囲が広くなっている
タブレットモードがなくなっている
Windows Inkのメニューからアプリを呼び出せるようになっている
画面の回転のアニメーションがスムーズになっている
デスクトップOSとして見た場合、この動画からわかる範囲では、Windows 10との本質的な違いは感じられません。Windows 8のような破滅的な大惨事にはなっていないようなので、その点は安心でしょうか。
一方、タブレットでも利用するなら、タブレット専用のモードがなくなり、ウィンドウのスナップなどが自由に行えるのは便利そうですし、画面の回転が速くなったように見えるのも朗報です。(回転の改善はWindows 8の頃にやっておいても良かったとは思いますが)
ともかく、Windows 11はWindows 10ユーザーがスムーズに移行できそうなOSで安心しました。
引き続き無料でバージョンアップできる状態を維持していただきたいと思います。
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