Xiaomiのアクティビティトラッカーの最新モデルMi Band 5の国内版がついに発表されるようです。
完全日本語対応が必要な方はもう少しの辛抱です。
Xiaomi Mi Band 5の国内モデルが発表へ
XiaomiのTwitterアカウントから次のようなアナウンスがありました。
まずはお待たせいたしましたことお詫び申し上げます🙇🙇♂️
皆様の熱いご要望にお応えし、#MiSmartBand5 をこの日本🇯🇵で発売いたします🤩🤗🎉
詳細は31日14時からのライブストリームでお伝えさせて頂きます😊
どうぞお見逃しなく!#From10ToInfinity pic.twitter.com/RbIq9i3WgY— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) August 27, 2020
わたしゃ待ちきれずに中国版を買って快適に使っていますが、これから買う方は国内で普通に手に入るようになります。
ちなみに、中国版では本体メニューなどの表示言語は中国語または英語(どちらにするかは設定可能)になりますが、スマホの通知内容などは日本語で表示されます。その場合、フォントがちょっと怪しいところもありますが、実用上まったく支障はありません。
もう一時も我慢ならん今すぐ欲しいという方はグローバル版を明日にでも手に入れることは可能です。
グローバル版でも日本語対応の状況は中国版と同程度だと思われます。
Mi Band 5を1ヶ月使った感想
さて、私がMi Band 5を手に入れてから1ヶ月が過ぎ、だいたいの使い心地もわかってきたので、これからお求めの方の参考になりそうなことをまとめておきたいと思います。
Mi Band 4とは形状が違うけど、バンドは流用可能
Mi Band 5は従来モデルと比べて画面が大きくなったり、充電方式が変わったりした影響でしょうか、本体部分の形状が従来モデルとは若干異なっています。
Mi Band本体とは別にオプションのバンドが売られていますが、「5」用は「4、3」用とは別の商品になっており、4までのバンドは流用できないかのように見えます。
しかし、実際には4までのバンドを5でも利用することが可能です。
こちら、4用のバンドに5の本体を装着した様子。
だからこれまで使っていたお気に入りのバンドがあるなら、5用の同じデザインのバンドを慌てて買う必要はありません。まずは4のバンドが使えるかどうかを試してみるのがいいでしょう。柔らかい素材でできたものならたぶんそのまま使えます。
あ、もちろん5には5用の黒のバンドが同梱されています。
大きな画面を経験すると元には戻れない
5はXiaomiのウェブサイトでも説明されているとおり、4より20%画面サイズが大きくなっています。
大きくなったといっても1.1インチにすぎないし、大した違いはないだろうと高をくくっていましたが、一度5を経験してしまうともう4に戻そうとは思えなくなりました。
表示される情報量がどうとか言うより、本体に占める表示領域の割合の大きさの点で、4のディスプレイは物足りなく感じます。
バッテリーライフは明らかに短くなる
5のバッテリーライフは公称14日です。
実際に使っていても満充電から12~13日後に残量15%の警告が出てほぼ仕様どおりの動作です。
全く同じ使い方で約3週間使えていた4と比べるとバッテリーライフは明らかに短くなっています。
上の写真のとおり、本体をバンドに装着したまま充電できる新しい充電方式のおかげで充電時の手間は減りましたが、それでバッテリーライフが3分の2になったことを補えているかというと、私はそうは思いません。正直ちょっと不満です。
睡眠計測は値の傾向が変わったような気がする
Mi Bandシリーズでは睡眠時間や睡眠の質の計測ができますが、5では4よりも点数が辛くなったように感じます。
具体的には4の頃よりも「深い眠り」の時間が明らかに減りました。新たに対応した「レム睡眠」は最も浅い眠りのはずなので、その影響ではないと思うのですが、ともかく4からのデータの継続性はあまりないような気がします。
運動計測はスマホとセットなら問題なし
Mi BandシリーズはGPSを内蔵していないので、たとえば屋外でのランニングなどの運動をしても、単体での距離の計測精度は高くありません。
しかし、スマホの「Mi Fit」アプリと連携すれば、スマホのGPSを使った正確なルート記録と距離計測ができます。
自宅を離れて何キロも走りに行くときにスマホを持っていかないことはありえないので、本体は心拍数をきっちり測ってくれて、ペースをちゃんと表示してくれさえすれば、実際には問題ないことになります。
その意味で、運動開始時にスマホのアプリとちゃんと連携できていることを確認する手間さえ惜しまなければ、Mi Band 5はちゃんと使えるアクティビティトラッカーだと思います。
きっと安いので試しに買い替えてみるのもアリ
Mi Band 5の国内版もきっと4までと変わらず安いはずです。
スマホの通知の表示、睡眠計測、歩数計測、スマホアプリと連動した運動量の計測など、この手の製品の基本的な機能はすべて備えていて、小さく・軽くて、多少乱暴に扱っても大丈夫で、もし壊れてもまた買い直せばいいという、たいへん素晴らしい性質を備えています。
一度買うときっと毎年買い替えたくなりますが(私はじっさいそうしていますが)、お財布へのダメージは最小限で済みます。
というわけで、ライトユースのアクティビティトラッカーとしてMi Band 5はおすすめだし、その国内版がもうすぐ発表されますという話でした。