Windows 10の各バージョンのサポート終了日が公開されました。
2015年11月までリリースされたバージョンはすでにサポート終了。昨年10月にリリースされた現行バージョン(Fall Creators Update)は2019年4月までのサポートとなっています。
早めにアップデートしましょう。
Windows 10の各バージョンのサポート期限
問題のサポート期限は、MicrosoftのTechNetに公開されたこちらの記事に書かれています。
肝心のサポート期限だけを抜粋すると、次のようになります。
Version 1511はWindows 10の最初のアップデート(「November Update」)、Version 1607は翌年リリースされた「Anniversary Update」と呼ばれるもの、Version 1703はさらに翌年の「Creators Update」、そして、Version 1709は現行の「Fall Creators Update」です。
それぞれのサポート期限(End of supportの欄)を見てみると、最初のバージョンはすでにサポートが終わっていて、次のAnniversary Updateも今年4月に期限切れとなります。
そして、現行のFall Creators Updateでも、来年4月にはサポート期限切れになります。
Windowsの各バージョンのサポート期限は18か月と決まっていて、Creators Update以降はそのルールが守られることになるようです。
アップデートすると良いことが多い
Windows 10をアップデートしないでおくと、上記のとおりサポート期限が切れて不具合の修正などがなされなくなるだけでなく、じわじわと改善されている各種機能を使えないままになるという不都合もあります。
たとえば、最新のFall Creators Updateでは、OneDriveの「ファイルのオンデマンド」機能に対応しました。従来、同期するフォルダーを選択すると、そこにあるファイルはすべてローカルストレージにもコピーされる仕様だったのが、実際に使うファイルだけをコピーして、ローカルストレージの浪費を抑えるようになるという、OneDriveユーザーが待ちに待った、この機能があるからWindowsを使うというほどのナイスな機能です。
ほかにも、Windows Inkへの対応(Anniversary Update)や標準ブラウザー「Edge」の機能強化など、地味だけど日々の作業が快適になるような改善が行われているので、アップデートしない手はありません。
アップデートは無料。設定アプリの「Windows Update」で「更新プログラムのチェック」をクリックすれば、アップデートの有無を確認できます。
以上、Windows 10の各バージョンのサポート期限が公開された話でした。
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