AppleのAirPods。買ったのが2016年の暮れだったので、1年5か月使ったことになります。
昨冬はQuietComfort 35 IIに浮気していましたが、温かくなってまたAirPodsに帰ってきました。
発売のすぐ後から長期間使ってきた感想など。
AirPodsとの1年5か月の歩み
新型AirPodsが噂されています。いつになったら発売されるのかわからないApple純正のワイヤレス充電器「AirPower」とセットで出てくるのでしょうか。それとももっと後になるのか。耐水になったり、Hey, Siriに対応したりすると言われていますが、興味は尽きません。
さて、AirPodsが登場して以来、各社から完全ワイヤレスイヤフォンがたくさん発売されていますが、それらのライバルの機能・性能を踏まえても、現行のAirPodsはなかなか悪くないと思うので、1年5か月使って知った良いところ・良くないところをおさらいしておきましょう。
AirPodsの良いところ
- ケース込みで小さくて軽い
AirPodsのイヤフォン本体は着けているのを忘れるほど軽いです。着けたまま生活できるレベル。
また、ライバルと比べてケースがとても小さいので、ポケットに入れておいても邪魔になりません。使わないときにケースに戻すのが苦にならないので、バッテリー切れに悩まされるリスクも減ります。 -
通信が安定している
iPhone等との接続はBluetoothで行いますが、Bluetooth機器が大量に稼働している家電量販店のヘッドフォン・イヤフォン売り場のような場所でも、一時的に音が途切れることはあっても、完全に接続が失われた(いったんケースに戻したり、iPhoneから接続操作をしなければならない状態)ことは、私の経験ではありません。 -
音も悪くない
私はコアなオーディオファイルではないので、その前提で聞いていただきたいですが、静かな場所で使う限り、音質に文句はありません。 -
バッテリー長持ち
AirPodsの仕様によると、満充電したイヤフォンは一度の充電で最大5時間、ケースと併用すれば24時間以上利用できるそうです。
実際に使ってみると、こうしたバッテリーの仕様についてまったく気にしなくていいほどに、バッテリーが足りなくて困るということがありません。
ときどき思い出したときに、ケースを電源に接続しておけばそれでOKです。 -
今にして思えば、比較的安い
AirPodsが発売されたときは、イヤフォンに1万8,000円はさすがにちょっと高いんじゃないかと感じましたが、その後市場に投入された完全ワイヤレスイヤフォンの値段を見ると、AirPodsはむしろ安い部類に入ります。
これだけ使い倒して1万8,000円。満足度は高いです。
AirPodsの良くないところ
良くないところもあります。
- Androidとセットで使うとわりと普通
ここしばらく、Android端末とAirPodsをセットにして使っていますが、この組み合わせでは、これといった特徴のない、ただの完全ワイヤレスイヤフォンという感じになります。
とくに、iPhoneなどのApple製端末では、音声の出力先をAirPodsとスピーカーの間で簡単に切り替えできたのに、それが(アプリの追加なしでは)できないのが不便です。
また、接続の安定性も若干低下気味のように感じます。 -
騒がしい場所では使えない
AirPodsは外音がそのまま耳に届くオープンエアータイプ。騒がしい場所ではイヤフォンからの音がよく聞こえません。
地下鉄をよく利用される方は注意が必要だと思います。
というわけで、AirPodsは発売から1年半近く経った今でも十分使い物になるし、AirPods 2(仮)への期待も高まっているという話でした。あ、Amazonだと安いですね。