【実録】MacBook Proのキーボード修理プログラムの対応がとても早い話

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MacBook Pro 2018 - 2 Apple
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少し前にMacBook Proのキーボードでチャタリングが発生するようになったけれど、都合で修理は先延ばしにした話を書きました。

その後、数日間Macがなくても大丈夫な状態になったため、あらためて修理申し込みをしてみましたので、その顛末を書き記します。

かなり迅速だと思います。


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MacBook Pro 2018年モデルのキーボード修理プログラム体験記

キーボード不良とAppleストアでのやりとり

私のMacBook Pro 15インチ 2018年モデルで発生した現象は次のとおりです。

  • 「A」キーでチャタリングが発生する(勝手に反復入力される)
    私はローマ字入力派ですが、頻繁に使う母音キーでチャタリングが発生するのはストレスフルです。バタフライキーボードが大嫌いになる人がいるのにも納得のイライラ度合い。

  • スペースバーでチャタリングが発生する(同)
    スペースが反復入力されるとやはり日本語変換で苦労します。狙った変換結果の次の候補が入力されるようになるので、入力効率ガタ落ちです。

というわけで、現象発覚後すぐにAppleストアのジーニアスバーを予約し、MacBook Proをかついで銀座の店舗を訪ねたのですが、担当のジーニアスさんいわく修理は店舗ではなくリペアセンターで行うので1週間くらいは覚悟してほしいと。

数日後にMacBook Proを持って旅に出る予定だった私はすごすごと引き返したのでした。

そのとき教えてもらったのが、どうせリペアセンター行きなんだから自宅から直接リペアセンターへ故障機を送れる「配送修理」が楽だし早いということです。

「配送修理」というのは、Appleのウェブサイトから申し込みをして手続きすると、運送会社さんが自宅までMacを取りに来てくれて、後日修理品が自宅に送り返されてくるという仕組み。

この「配送修理」を実際にためしてみたので、その様子をお伝えします。

配送修理を頼んでみた

ウェブサイトからの申込み

配送修理はAppleのウェブサイトで申し込みをすることから始まります。

リンク:キーボード修理プログラム どのサポート方法をご希望ですか。(Apple)

MacBook Pro キーボード修理プログラム - 1

左から、Appleのサポートスタッフから電話してもらう方法、Appleに電話を掛ける方法、正規サービスプロバイダやジーニアスバーに持ち込む方法、です。

今回はAppleのサポートから電話をもらう方法(いちばん左)を選択しました。

選択すると電話が掛かってくる日時を選ぶことができます。

MacBook Pro キーボード修理プログラム - 2

日時を選び、必要事項を入力すれば予約完了です。

電話でのやりとり

さて、予約した日時になるとAppleから電話が掛かってきます。
最初は自動音声でしばらく待たされ、順番が来るとスタッフさんに繋がります。

ここで次のような内容のやりとりがあります。

  • 修理したいMacのシリアル番号

  • 症状の説明

  • 住所、氏名、電話番号、AppleID(メールアドレス)

  • Macのログイン名
    ログイン名の確認とともに、そのユーザーが管理者アカウントかどうかの確認もされました。管理者アカウントでない場合は設定変更を求められるのかもしれません。

さらに、次の設定確認・変更を求められます。

  • パスワードの変更
    前述のログイン名のユーザーのパスワードを所定のもの(電話で教えてくれます)に変更するよう指示されます。

  • システムドライブの暗号化(FileVault)の無効化

  • iCloudからのサインオフ

  • iTunesからのサインオフ

このあたりの設定変更についてサポートスタッフさんは「発送までにやっていただければいいです」と言われましたが、もしも操作に自信がない場合は電話口で手順を教えてもらいながら行うのがいいと思います。

そして、データのバックアップを取っているかの確認と、修理の過程でMacのストレージ内のデータが消える可能性があることの承諾を求められます。

キーボードの交換だけならデータがどうこうなる可能性は低いと思うのですが、万一の場合に備えてということでしょう。いずれにせよバックアップは取っておくのがいいと思います。

電話でのやり取りはだいたい30分ほどでしょうか。細かな確認事項が多いので意外と時間が掛かりました。

回収から修理完了まで

電話でやり取りした日の翌日午前中にヤマト運輸のドライバーさんがやってきて、MacBook Pro本体だけを回収して去っていきました。

渡したのは本体だけで、ACアダプターもケーブルも、本体以外のものは一切不要です。

Appleからのお達しによると、本体以外を渡した場合、それらが紛失しても責任は持てないということなので、少なくともキーボード修理プログラムに関しては本体だけ送ることに注意しましょう。

なお、ヤマトさんはラップトップPC専用の梱包材を持ってきてくれるので、事前の梱包も不要です。本当に本体だけをむき身で渡せばOK。

そして、回収の翌日の夜にAppleから「修理完了のお知らせ」というメールが送られてきて、そこにはすでに修理品が返送済みであることが書かれています。

MacBook Pro キーボード修理プログラム - 3

つまり…

  • 木曜日の夜にウェブサイトでサポートを申し込み
  • 金曜日の午前中に電話でやり取りして
  • 土曜日の午前中に機体が回収され
  • 日曜日の夜に修理品が発送された

…ということです。

リペアセンターの所在地は神奈川県厚木市らしいので、もしかしたら月曜日には修理品が東京の自宅に戻ってくるかもしれません。早いです。

電話でのやり取りでは修理の所要期間は「3~5営業日」と言われていたのですが、実際には土日も休まず動いている模様です。

そんなわけで、まだMacBook Proは手元に戻ってきていないのですが、おそらく今日・明日にはまた元気に活躍してくれるのではないかと期待しています。


質の高いサービス

MacBook Proは同等のスペックの他社製品と比べてとくべつに高価というわけでもなく、身から出た錆とは言えこうしたしっかりしたサポートを提供してくれるということを考えると、Windows OSにこだわりのない方なら選択肢に加えていい一台ではないかと思います。

私も基本的にはWindowsでもMacでも構わないたちなので、MacBook Pro 15インチモデルに代わる適当なWindowsラップトップがないかと常に物色していますが、いま候補になりそうなのはDELLのXPS 15(2019年モデル)くらいでしょうか。なかなかちょうどいい機種はないものです。

というわけで、MacBook Pro 15インチモデル(2018)のキーボード修理プログラムを利用した話でした。

リンク:New XPS 15 (7590)


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