DELLから新しい4K/27インチモニターが発売されました。
これこそ待っていたものじゃないでしょうか?
DELL U2720Qの素晴らしいところ
こちらがDELL U2720Qです。(左の大きい方がU2720Qです)
主な仕様は次のとおり。
項目 | 内容 |
---|---|
画面サイズ | 27インチ |
パネルタイプ | IPS |
解像度 | 4K(3840 x 2160)@ 60Hz |
コーティング | 反射防止 / ハードコーティング |
応答時間 | 標準:8ms / 高速:5ms |
インターフェース(入力) | HDMI 2.0 x 1、DisplayPort 1.4 x 1、USB Type-C(DP1.4) x 1 |
インターフェース(出力) | 音声ライン出力 x 1、USB Type-A x 3、USB Type-C x 1 |
色再現性 | sRGB 99%、Rec 709 99%、DCI-P3 95% DisplayHDR 400 |
その他 | VESAマウント(100x100mm)対応 USB Type-Cのアップストリームは90Wまで電力供給可能 |
ホストとの接続はHDMI、DisplayPort、USB-Cと主要なものはすべてサポートしています。
さらに、USBハブ機能を内蔵していて、モニター側にUSB-A(ダウンストリーム)を3ポート、USB-C(ダウンストリーム)を1ポート備えています。
これらのダウンストリームのUSBポートは、モニターの裏だけでなく、よりアクセスしやすい左側面にも配置されているので、USBメモリーの接続などでわざわざPC/Mac本体やモニターの裏にアクセスしなくてよくなる利点があります。
解像度(UHD)、サポート周波数(60Hz)、色再現性(sRGB 99%カバー等)はこの価格帯では一般的な仕様と言っていいと思います。
なお、色再現性については⊿Eが2未満になるよう補正された状態で出荷されます。
自分でキャリブレーションするほどの機器や手間を掛けたくはないが、そこそこの正確性は求めたいという場合に頼りになります。
PC等とUSB-Cで接続した場合、最大90Wの電力を供給することができるので、多くのラップトップでは別途電源を用意せずに使えるのも魅力的です。
DELLのモニターは電源内蔵がうれしい
モニター選びで見落としがちな点として、電源が内蔵されているか、ACアダプター方式かということがあります。
せっかく狭額縁のカッコいいモニターを買ったのに、いざ接続しようとすると電源は結構大きなACアダプター経由でガッカリすることがあります。
その点、U2720Qはコンセントからおなじみの3ピンケーブルを直結するだけで済むので、だいたいのケースではすっきりした配線で設置することができます。
例外としては、モニターアームに配線を沿わせたいときに、ACアダプターから出るような細い線ではなく、コンセント直結の太めの線であるために、取り回しに制約が出る場合があることくらいです。
ラップトップPCとUSB-C接続して、せっかくラップトップ側のACアダプターがいらなくなるというのに、モニター側にACアダプターが必要というのではちょっと残念なのですが、U2720Qではその心配がありません。
DELLモニターのユーザーサポートは最高
U2720Qを選ぶと良いもうひとつのポイントは、DELLモニターのユーザーサポートが非常に優れていることです。
まず、DELLのモニターの保証期間は通常3年間ととても長いです。
そして、その期間内に故障により本体の交換が必要になった場合は、先に交換品のモニターを送ってくれるので、手元にモニターがなくなる期間がありません。
「ちょっと調子が悪いけど使えなくはない」というくらいの故障なら、ダウンタイムはほぼゼロで良品と置き換えることができるので、とても助かります。
また、液晶モニターにありがちな「ドット抜けは総画素数の〇〇%までは仕様です」という塩対応はなく、たった1ドットでもドット抜けがあれば無償でモニターを交換してもらえるのも、すばらしい対応だと思います。
すいぶん前のことですが、私も実際にサポートの素晴らしさを体験しました。
以上、DELLから発売されたオフィスワーク用途として理想的な4KモニターU2720Qの話でした。
リンク:DELL(デル)