Apple Watch Nike+(Series 4)が我が家にもやってきた話はすでに書きましたが、実際に使い始めてみると、ほんのすこしだけ「どうにかならんか?」と思う部分もあります。
Apple Watch Series 4の気になる部分について。
Apple Watch Series 4 の気になるところ
さっそくまいります。
以下はApple Watch Nike+(Series 4)の40mm/GPSモデルで気づいたことですので、他のモデルでは問題ない可能性もあります。念の為ご留意ください。
角度によるディスプレイの色変化が大きい
Apple Watch Nike+のディスプレイは、正面から見た時と、斜めから見たときの色の変化が大きいです。
実際にどう見えるか試してみましょう。
正面はこう。文字盤の色は「ホワイト」に設定してあります。
すこし手前側から見ると、かなり青みが強くなります。
デジタルクラウン側(装着したときの右側)から見たときも、やはり青くなります。
左側も同様です。
最後に上側から見ても同じです。
この現象、初代Apple Watch(ステンレス/42mm/GPS)、Apple Watch Series 3(ステンレス/42mm/セルラー)では気づきませんでした。
風防がガラスかサファイアクリスタルかで見え方が違うのかもしれませんし、じつはどのモデルでも発生する現象がNike+の背景塗りつぶしタイプの文字盤で目立つようになっただけかもしれませんが、ともかく、Nike+/40mm/GPSではこの現象が出ています。
ワークアウトアプリの挙動が心もとない
watchOS 5で新しくなったワークアウトアプリは、運動を始めてしばらくすると自動的に起動して「ワークアウト中のようですね。」と表示し、検出したワークアウト(「屋外ウォーキング」とか「屋外ランニング」とか)をユーザーが選択することで、ワークアウトごとの運動量を集計してくれるようになっています。
じっさい、たとえばちょっと速めのペースで10分ほど歩いていると、ワークアウトを自動検出して通知し、私の操作に従って「屋外ウォーキング」を記録してくれました。そこまでは良し。
しかし、その後で2つの問題が発覚します。
他のワークアウトアプリとの併用への対応が不十分?
前述のとおり「屋外ウォーキング」を記録している状態で、Nike Run Clubアプリを起動してランニングを行ったところ、走った区間が「屋外ランニング」と「屋外ウォーキング」で二重にカウントされてしまいました。
「屋外ランニング」のデータはNike Run Clubから取り込んだことを示す表示がされていますが、その下の「屋外ウォーキング」からその分が差し引かれていません。
ワークアウトの自動検出機能があって、同じ時刻に運動していることがわかるはずなんだから、重複分は「屋外ウォーキング」から引いておいてよ、というのは贅沢な要望でしょうか?
謎の動作のあと操作を受け付けなくなる
ワークアウトアプリにはもう一つ問題があって、それは、すでに「屋外ウォーキング」の記録を始めているのに、再度「ワークアウト中のようですね。」と表示され、その画面に応答すると、画面におかしな値を表示したまま操作を受け付けなくなるというものです。
おかしな表示というのはこちら。
黄色い数字の最後の2桁だけが「00」から「99」へのカウントをループして、上の桁の数字は変わりません。
こうなるとアプリを強制終了するまでまともな動作には戻りません。
というわけで、今のところ、watchOS 5の「ワークアウト」アプリはあまり信用できんな、と思っています。
全体的には満足
以上、Apple Watch Nike+(Series 4)の気になるところについてでした。
今回挙げた問題への対策としては、画面の色変化は気にしない、ワークアウトの自動検知は行わない(設定をオフにする)、ということにしたいと思います。
これら以外の部分については、スポーツバンドと組み合わせたときの見た目とか、表示領域が広くなったディスプレイとか、音量十分のスピーカーとか、全体的に気に入って使っています。
Apple Watch Series 4は、引き続き家電量販店で一部モデルの在庫あり。待たずに手に入れたい方には家電量販店がオススメです。
リンク:Apple Watch Series 4(ビックカメラ)