AMDから発売されたコスパ最高の12コアCPU「Ryzen 9 3900X」を結局買ってしまいました。
在庫がないないと言われていますが、あっさり買えたのでどこで買ったかお教えします。
Ryzen 9 3900Xが買えたお店
Ryzen 9 3900Xは発売日のイベントに並んだ人か、その後アキバやポンバシで運良く見つけた人だけが買えるレアアイテムのように報じられていると感じるのですが、じっさいに秋葉原へ出かけてみるとあっさり手に入りました。
私が買ったお店はこちら。
このお店、1階のゲーミングPCや周辺機器、中古ガジェットの存在感が強烈すぎて、2階にパーツコーナーがあるのを見過ごされがちだと思うのですが、パーツの品揃えもなかなか大したもので、店員さんも親切に対応してくれます。
3900Xの発売後に「品薄だ」という話を聞いてからも何度かアキバへ行っていますが、このお店には常に3900Xの在庫がありました。
で、買ってきたのがこちら。
お値段は他のお店と横並びの税込6万4,584円。もちろん国内正規品。光るクーラーもついているやつです。
私が買ったのは8月24日でしたが、下記リンク先のサハロフ佐藤さんの記事によると当日の在庫ショップは1店のみということなので、やはりソフマップ2号店のパーツコーナは要チェックだと思われます。
リンク：Ryzen 9 3900Xが再入荷するも品薄続く、Core XやThreadripperなど上位モデルは急落 相場月報8月号（AKIBA PC Hotline!）
なお、通販でもこうした組み立てキットなら即納のものがあるみたいです。
リンク：UNITCOM Amphis KIT MD159（AMD Ryzen 9 3900Xを採用した組立キット）（パソコン工房）
Ryzen 9 3900Xの第一印象
ひさしぶりのAMD製CPUということで、お店のお兄さんのおすすめに従って安いAM4マザーボードも手に入れた私は、さっそくRyzen 9マシンを組んでみたのですが、その第一印象はだいたい次のようなものです。
- 動画編集中の重い処理が目に見えて速くなった（Core i7-8700Kとの比較で）
DaVinci Resolve 16でビジュアルエフェクト（Fusion）の作業を始めると即座に全コアの負荷が高まり、操作感もi7-8700Kより軽快です。素材のクリップをたくさん読み込んだあとのサムネイル表示もサクサクと進みます。これだけで買った価値ありです。 -
同梱クーラーは高負荷時にはケースの外に音が漏れるほど回転数が上がる
同梱されているクーラーはサードパーティのものと比べると放熱用のフィンのサイズが小さく、それに応じてファンの径も小さいため、ファンの回転数が全体に高めです。
PCケースを足元の床に置いた状態では、低負荷時にはファンの回転音は聞こえませんが、前記動画編集中のような高負荷時には「ふおーん」という音が聞こえます。音質は穏やかで、作業に集中していれば気にならないレベルだとは思います。 -
同梱クーラーのファンがきれい
同梱クーラーはファンが光る「Wraith PRISM」というタイプ。
イルミネーション付きのPCパーツにはこれまで全く興味がなかったのですが、こんなにきれいならケースや電源ごとRGB対応させてみようかしらと、新たな散財の予感がいたします。
もともと動画編集の快適さを目指したCPUアップグレードなので、その点について少し補足すると、4K動画のカット編集＋α程度の作業では、GPUよりもCPUの強化を先にやった方が効果を実感しやすいようです。
編集作業中にCPUとGPUの負荷をチェックしてみると、CPUはあっさり上限近くに張り付きますが、GPUは20～30%あたりをうろうろしている様子で、DaVinci Resolve使うならGPUが大事だよという話は何だったのかという感じ。有償版のDaVinci Resolve Studioを使ってノイズリダクションを掛けたりすると様子が違うのかもしれませんが…。
というわけで、Ryzen 9 3900Xは店頭で買えなくはない、というか、あっさり買えてしまうという話でした。
この週末も在庫があるかはわかりませんが、アキバへ行ったらまずソフマップ2号店の2階パーツコーナーをチェックしてみるといいと思います。
リンク：UNITCOM Amphis KIT MD159（AMD Ryzen 9 3900Xを採用した組立キット）（パソコン工房）
