Windows 10の新しいウェブブラウザー、Edge（Chromium版）を使っています。
Chromeの拡張機能を使えるし、Windows 10の検索バーの検索結果もそのまま表示できるし、凝ったことをしなければほぼChromeライクな使い勝手で便利です。
そんなEdgeがほんの少し便利になった話。
Edge（Chromium版）が少しだけ便利になった
Edge（Chromium版）の良いところ
Windows 10の標準ブラウザーはMicrosoft Edgeですが、従来の独自エンジン版はあまり人気がなかったようで、市場シェアは高くありませんでした。
独自の拡張機能しか使えず、その独自拡張機能がぜんぜん増えていかなかったのが個人的には辛いところでした。
で、2020年1月にエンジンをGoogle Chromeと同じChromiumに変更したChromium版Edgeがリリースされたわけです。
こちらからダウンロードしてインストールできます。
リンク：Chromium ベースの新しい Microsoft Edge をダウンロードする（Microsoft）
日本では確定申告サイト（e-Tax）が対応していなかったため、正式リリースは4月以降に延期されています。
先日リリースされたWindows 10 May 2020 Updateでもデフォルトのブラウザーは独自エンジン版のEdgeのままでした。
さて、このChromium版Edgeの良いところは、Chromeの拡張機能をそのまま使えるので機能的にほとんど不足を感じないところと、それでいてMicrosoftの標準ブラウザーなのでOSとの親和性が高いところです。
Edge（Chromium版）が少し便利になった気がする
そんなEdge（Chromium版）ですが、最近になって少し便利になったような気がします。
それは、新しいタブを開いたときに表示されるクイックリンクの並べ替えができるようになったことです。
クイックリンクというのはこちら。
あらかじめ最大8個までのウェブサイトのリンクを登録しておくことができ、クリックひとつでジャンプできるというシンプルな機能なのですが、普段巡回するサイトを登録しておくととても便利です。
「お気に入りバー」を表示するという方法もありますが、お気に入りバーは膨大なリストになりがちで、軽く巡回するリストとしては使いづらいです。
さて、問題のクイックリンクは少し前まで並べ替えができず、好きな順番に並べようとすると、いったん全部削除して並べたい順に登録し直す必要がありました。
それが、現在のバージョンではドラッグ＆ドロップで並べ替えできるようになっているではありませんか！
たったそれだけのことですが、エントリーを気軽に追加・削除できることにもつながり、たいへん快適です。
新型コロナウィルス騒ぎで確定申告の期限が延びているようですが、昨年分の申告が終わった方や申告はInternet Explorerでやるという方は、Chromium版Edgeに乗り換えると少なくとも従来版のEdgeよりは使いやすくなっていますのでおすすめです。
以上、Chromium版Edgeが少し使いやすくなったようだという話でした。
