年末に送料無料になっていたdbrandのiPad Pro 12.9インチモデル用スキンを買いました。
支払い総額およそ3,000円。これでバルキーなケースを使わずにiPadの背面が傷から守られるのなら安いものです。
日本ではなかなかお目にかかれないdbrand製のガジェット用スキンについて思うことをまとめます。
dbrandのiPad Pro 12.9インチ用スキンが届くまで
dbrandのサイトで発注したのが12月21日。商品が自宅に届いたのが1月4日でした。
所要期間は2週間。dbrandの通常送料は世界中どこへ送っても3ドル50セントで、この料金ならまあ2週間掛かっても仕方ないと思えます。
dbrandからの発送メールにも次のように書かれていて、送料安いんだからゆっくり待てよと言われています。
パッケージはレターパックのような厚紙のスリーブで、その気になれば簡単に折り曲げできるものですが、うちに届いたものは幸い無傷でした。
パッケージには各国後で「折曲厳禁」と書かれているので、悪意なき人々の手で運ばれる限りは大丈夫なのではないかと思います。
貼り付けの難易度
貼り付けの手順はすべてdbrandサイトからリンクされたYouTubeの動画で解説されています。
しかし、実際の作業は動画のように簡単にはいきません。
サイズが厳密で、わずかなズレも許されない
dbrandのスキンは、完璧な貼り付けができたときに、デバイスのあらゆるボタン、レンズ、スピーカー穴などとピッタリ位置合わせされるようにできています。
これは逆に言うと、少しでも甘い作業をすると、どこかで位置ずれが発生するということです。
動画の手順どおりに作業しても、一方の端を合わせるともう一方の端に届かないといったことがよく起こります。
動画では「位置合わせの最もうまい方法は、位置が合うまでトライアル・アンド・エラーで繰り返すこと」と説明されています。
サイズがデバイスの大きさピッタリに作られていて、スキンのシートをピンと張った状態でちょうど良い位置に収まるようになっているので、とくにiPad Pro 12.9インチのような大きなデバイスでは、位置合わせにかなりの苦労を強いられます。
動画で30秒足らずで説明されている作業でも、5分、10分掛かることを覚悟しましょう。
なかなかうまくいかなくても大丈夫
それで、うまい位置に貼り付けられるまで、何度も何度も貼ったり剥がしたりを繰り返すことになるのですが、dbrandのスキンの糊は非常に堅牢で、粘着面を素手でベタベタ触っても、最終的にはキッチリ貼り付いてくれます。
角の部分が剥がれてこないかと心配しましたが、ちゃんと手順通りにドライヤーで温めて貼り付けさえすれば、剥がれてくる気配はありません。
多少のホコリも心配なし
貼り付け前にはデバイスを綺麗にして汚れを取るようにと指示されますが、作業中に付近を浮遊する細かな埃が入り込むのは避けられません。
ただ、dbrandのスキンはどれも色付きなので、スクリーンプロテクターのように挟まった埃がモロに見えてしまうことはありませんし、埃の部分に気泡が入って見苦しくなることもありません。
仕上がりはかなり満足
では、そのようにしてdbrandスキンを貼り付けたiPad Proをご覧ください。
自分としてはまずまず満足行く仕上がりになりました。
底面の角をもう少し上手に処理できればよかったのですが、この程度は許容範囲です。
というわけで、私のiPad Proは背面のdbrandのスキンと正面の純正Smart Coverによって保護されることになり、鞄に入れるときもケースなどは使わずに直接放り込んでいます。エッジもダイヤモンドカットのぎりぎりまでスキンに覆われているので、何かに当たって傷になることもなさそうです。
リンゴマーク部分を保護しないタイプにしたので、ここが傷付く可能性がありますが、それもまた味だと思うことにします。気になる方はこの部分を覆うタイプもありますので、そちらを選ばれれば良いでしょう。
以上、dbrandのスキンを実際に使ってみた感想でした。
リンク:dbrand