最近、MacよりもWindows PCのほうが楽しいと思うのはなぜか

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Building Mini-ITX Ryzen 9 3900X PC - 2 Microsoft/Windows

MacBook Pro 16インチモデル(2019)の販売価格が思ったように下がらなかったせいで久しぶりに自作Windows PCを組んでみたらとても楽しかったのですが、プロセスが楽しい以外にも実際的なメリットがあるという話。


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ラップトップにこだわりがなければ自作Windows PCがお得なのでは?

ラップトップはよほど特殊な仕様のものでなければ持ち運びができるので、通勤、通学、旅行先へと持っていって、仕事、勉強、情報収集や暇つぶしのツールとして活用できます。

だから、PC(Mac含む)は1台で済ませたいというごく当たり前のニーズを持つ人には、ラップトップを買うといいですよ、とアドバイスすることになります。

ラップトップならば、WindowsでもMacでも、豊富なバリエーションの中から用途に合った仕様のものを選ぶのも難しくありません。

WindowsならMicrosoftのSurfaceシリーズがおすすめです。

しかし、すでにラップトップを持っていて出先の作業はそれで済ませればいいとか、そもそも出先で作業することなどないという場合、持ち運びを考慮しないデスクトップPC(Mac含む)という選択肢が浮上します。

デスクトップPCは一般にラップトップよりコストパフォーマンスが高いからです。

そして、デスクトップPCを選ぼうとした途端、Windows PCのほうがMacよりもずっと選びやすくなります。


Macデスクトップの選択肢が偏っている問題

Macのデスクトップを安い方から並べると次のようになります。

  • Mac mini
  • iMac
  • iMac Pro
  • Mac Pro

スペックをカスタマイズした場合、一部の順序が入れ替わる可能性がありますが、おおよその順序は上の捉え方で間違っていないはずです。

Mac miniはプロセッサーの上限が6コアのCore i7で、dGPUがないのでCPU内蔵GPU機能を利用するという運用になります。(別途eGPUを調達する手もありますが、得られる効果に対してコストが高くなります)

iMacは21.5インチまたは27インチのディスプレイ一体型で、プロセッサーの上限が8コアのCore i9、dGPUの上限がRadeon Pro Vega 48となるので、Mac miniよりは仕様の自由度が高いです。
ただし、CPUやGPUのオプションを変更すると、購入ルートがアップル公式に限定されてしまうため、価格は割高に感じられるようになります。

iMac Proは27インチディスプレイ一体型で、プロセッサーはXeonのみ。最大で18コアのものを搭載できます。dGPUの上限はRadeon Pro Vega 64X。マルチコアを生かせる処理は得意ですが、シングルコアではiMacの上位プロセッサーモデルに負けてしまいそうです。カスタマイズしたときの割高感はiMacと同様です。

Mac Proは金に糸目をつけなければ恐ろしくハイスペックな構成ができます。ただし、ベース構成付近ではケースや冷却システムがオーバースペックで、コスト配分のバランスが悪くなります。プロセッサー、GPUともにある程度スペックを上げてはじめてその真価を発揮するわけですが、そうするとあっさり100万円オーバーです。

このようにMacのデスクトップモデルは、ミッドレンジがディスプレイ一体型でスペックの自由度が制限される上、カスタマイズしようとすると割高になってしまうため、なんだか選びづらくなっていることがわかります。

この欠落を上手に埋めてくれるのが自作Windows PCというわけです。


自作Windows PCのほとんど無限の選択肢

Windows PCを自作しようとする場合、ケースは見た目や組立時の作業性を無視すればジモティーでタダで手に入れることだってできますし、数万円出せばMac Proそっくりのケースを買うこともできます。(このケース、一般への販売はまだ始まっていませんが…)

その他のパーツは汎用品を世界中から適正価格で購入できるので、総額15万円から100万円くらいまでのレンジなら、ニーズに合わせた最も効率の良い予算配分ができます。

広く利用されているパーツなら中古品を選んで費用を抑えることも可能です。

さらに、LED付きパーツを使ったドレスアップや、逆に質実剛健すぎるパーツによるドレスダウンを楽しむこともできて、パーツの選択肢だけでなく楽しみ方も幅広いです。

Lian Li TU150と組み合わされたこのCPUクーラーとかシビレます。

LIAN LI TU150 - 1


Windows 10が使いやすい話

さらに、ずっと昔から言われてきた、macOSは直感的な操作性でデザインも洗練されていて、Windowsは使いづらくてダサい、といった話も、Windows 10時代に入ってほぼ払拭されたと言っていいと感じます。

とくに操作性の点では、仮想デスクトップやウィンドウスナップの自由度の高さなど、Windowsのほうがずっと使いやすいと感じる部分があります。

トラブルが起きたときの回避方法に関する情報も、WindowsではPCメーカーやパーツメーカーが自ら公開している情報を含め充実しています。

というわけで、予算と用途に合わせて最適な仕様を選べて結果的にコスパが良好なこと、メーカーのお仕着せでない大きさや見た目を追求できて楽しいこと、OSそのものの使い勝手が高いことなどが、自作Windows PCを選ぶべき理由と言えそうです。

ただし、楽しすぎて余計なパーツをたくさん買ってしまうリスクと隣合わせの活動なので、無駄遣いしないように高い自制心を持って臨んでいただきたいと思う次第です。


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