音楽配信サービス「Spotify」を車内で利用しやすくするデバイス「Spofity Car Thing」が発売されました。
90ドルならすぐに買いたい。
Spotify Car Thingとは?
Spotify Car ThingはSpotifyをカーオーディオのように利用するための機器で、ダイヤル、物理ボタン、タッチ操作、音声コントロールによって運転中でも便利かつ安全に操作できるようにするものです。
音楽等を再生するのはカーオーディオに接続したスマホで、Car Thingはその制御だけをするという仕組みです。
電源はUSB給電でシガーソケットアダプターも同梱されます。
利用にはSpotifyの有料アカウント(Spotify Premium)が必要です。
本体の価格は89.99ドル。今のところ日本からは購入できません。どうしても欲しいなら転送サービスを利用するなどの工夫が必要です。
車じゃなくても使えそう
Spotify Car Thingは運転中でも安全に使えるように、操作をシンプルにするためのUIを備え、音声操作にも対応しています。
こうした特性はべつに車内でだけ便利というわけではなく、自宅の大きめのスピーカーと組み合わせて使ってもいいと思うわけです。
自宅に置きっぱなしのタブレットとか、もう使わない古いスマホをSpotify Car Thingに接続して、プリセットボタンひとつでいつものプレイリストやポッドキャスト番組を再生できるようになります。
プリセットボタンはBOSEのネットワークスピーカーのプリセット機能に似ていますね。
大きなタッチスクリーンが付いている分、BOSEのものより扱いやすそうです。
Spotify専用デバイスである分、音声操作の精度が上がりそうなのも良いところです。
Spotifyはロスレス/ハイレゾへの動きが遅いことを批判されていますが、その部分を除けば音楽配信サービスとしての使いやすさはApple MusicやYouTube Musicより優れていると感じます。
90ドルくらい喜んで払うので、日本でもSpotify Car Thing、発売してください。