GoPro HERO7シリーズが発表され、即日予約の受付が始まりました。
私もさっそく家電量販店のオンラインストアで予約を入れました。到着が楽しみです。
HERO6から何が変わって、何が即日予約までさせたのか?
GoPro HERO7 Blackの最大の進化ポイントは「ジンバル殺し」の手ブレ補正機能
GoProは言わずとしれたアクションカメラ界の雄で、少し前にはドローンでちょっと躓いたものの、今でも毎年意欲的な製品を出し続けているナイスな会社です。
先日発表された新シリーズGoPro HERO7の最上位機種「GoPro HERO7 Black」は、前モデルの「GoPro HERO6 Black」でも驚くほどよく効いていた電子手ぶれ補正をさらに強化して、「ジンバル並みの安定化機能」を謳っています。CEOのNick Woodmanさんも某所(動画へのリンク)でこれは「ジンバル・キラー」で「ジンバルよ安らかに眠れ」とか言っちゃってます。
従来機との比較動画がこちら。
「従来機」として紹介されている映像がどの機種のものか、動画内や説明文からはわからないのですが、コメント欄にはHERO4の手ぶれ補正なしの動画だという情報が寄せられています。多くのユーザーはHERO4世代の機種からの買い替えだろうから、ということらしいですが、そこはHERO6との比較を見せてほしかった。
ただ、HERO7の手ぶれ補正(HyperSmoothという名前です)の能力の絶対値が非常に高いことは、この動画からもビンビンに伝わってきます。
HERO6までの機種でも、ジンバルを使えばGoPro本体の手ぶれ補正機能なしでめちゃくちゃスムースな映像を撮れますが、ジンバル自体に防水性能がないため、天候が悪いときには対応できません。その点で今回のHERO7の進化は非常に重要です。
そしてもうひとつ、HERO6からの明らかな進化ポイントは、4K60pでも手ぶれ補正をオンにできること。(HERO6では4K30pまでしかオンにできなかった)
これで4K60pが普段遣いできるようになります。
マイクも進化したらしい
GoProシリーズの弱点といえばマイクです。
従来の内蔵マイクの音はモコモコしていて、人の声なんかは聞くに堪えないんですが、HERO7 Blackではダイナミックレンジを改善して、人の声も自然に撮れるようになったと、上の動画でCEO自ら説明されています。
従来のGoProでも、外部マイクを取り付けるなどして音を改善する手立てはあったのですが、防水性が失われるだけでなく、純正のマイクアダプターが大きい上に取り回しが悪くて、せっかくの機動性が損なわれるという弱点がありました。これが改善されるならありがたいことです。
GoProの天下は当分安泰
というわけで、これまでも強力だった手ぶれ補正という強みをさらに伸ばし、弱点だった内蔵マイクを改善するという、まっとうな進化を果たした(という)GoPro HERO7 Blackは、その言葉通りに進化しているのなら、これからもアクションカメラのトップランナーであり続けるでしょう。
ソニーは4K対応の光学手ブレ補正機能対応アクションカメラを出していますが、現行の製品は2年以上前にリリースされたもので、ちょっとやる気を疑うレベル。バイクに乗っていると、ソニーユーザーを結構見かけるのですが、もしかしたらこのまま終息しちゃうんでしょうか?
GoProにはサードパーティの安価なアクセサリーが大量にリリースされていて、その多くはAmazonで売られているので、欲しくなった翌日送られてくるという、他社のカメラにはないメリットもあります。なんと、Amazon Basicsにまでいくつもラインナップされています。
アクションカメラを激しく使っている方だけでなく、これから使ってみようという方も、ここは奮発してHERO7 Blackを選んでおくのが、何かとお得だと思います。
なにせ、こんなのが撮れちゃいますから。
買うなら断然Blackです。
リンク:GoPro HERO7 Black(GoPro)
リンク:GoPro HERO7 Black(ビックカメラ)