iPad Pro 11インチ(2018)にiPad OSのパブリックベータ版をインストールして使い続けています。
この記事を書いている時点での最新版はBeta 4。まもなくBeta 5がリリースされるそうです。
まだまだ期待値には届いていないという話。
iPadOS Public Beta 4の不満なところ
iPadOS Public Beta 1の時点で指摘した問題はBeta 4でも残ったままです。
- 外部ストレージ対応は相変わらず不十分
Beta 1の時点で外部ストレージに大量データを書き出すと途方も無い時間が掛かると指摘しましたが、Beta 4では大容量データはコピーを終えることすらできなくなっています。(「入出力エラー」のようなメッセージを表示してストップします)
ストレージ(USB-C接続のSSDドライブ)をiPad Proに直結しても、電源供給のあるハブを介して接続しても同じです。 -
日本語IMEがバギー
日本語IMEの状況もよくありません。
Beta 1から発生していた、変換のためにスペースバーをタイプするとそれが空白文字として入力されることがある問題は改善していません。
また、日本語入力中は空白文字が全角になる動作はずっと変化ありませんので、これはおそらく意図した仕様なのでしょう。
Public Betaの新しいリビジョンが出るたびに無条件にインストールしていますが、今のところ思ったような改善は見られません。
もう8月になりますので、正式リリースまで2か月を切り、Apple内部の評価やリリース前のプロセスを踏まえれば、正味の開発期間は1か月も残っていないんじゃないでしょうか?
正式リリース後に「この機能はうまく動かないから注意しないとな」と思いながら使うのは面倒なので、どうにかうまくまとめ上げていただきたいものです。
Public Betaのインストール方法などについては以下の記事でご覧いただけます。
それにつけてもストレージ1TBは快適
ところで、iPad ProはMacBookシリーズと違って、大容量ストレージモデルが直販以外でも販売されているので、Macと比べて容量の大きなモデルを安く手に入れやすいです。
私は動画編集をするつもりで買ったので1TBモデルを選びましたが、これだけ容量があると動画編集以外の場面でもめちゃくちゃ快適です。
日常生活でストレージ容量の残りを気にする必要が完全になくなりました。AmazonプライムでもNetflixでも、気になった動画は端から全部ダウンロードして持ち歩くことができます。
1TBモデルだけは他のモデルよりRAM容量が多いという話もあります。
大容量モデルはそれなりに値段も張りますが、それだけの価値があると感じています。
というわけで、iPad Proを買うなら大容量モデル、おすすめです。