個人的自作PC熱の高まりとau PAYのキャンペーン効果によって、あちこちでPCパーツを買いあさり、組んではバラしてまた組んでいたら、2020年の2月と3月はまたたく間に過ぎて行きました。
それもこれもMac Proのおかげだったという話。
Mac Proが高かったおかげで自作PC活動が楽しい
昨年12月に発売された現行のMac Pro。
先代と違って拡張性に十分配慮された大型のケースは、メニーコアのXeonでも、実質4枚刺しのRadeon Pro Vega IIでも、まとめて空冷かつ超静音で冷やすというスーパーな仕様だそうです。
発売直後からYouTubeで公開されまくったレビュー動画でもその静音性は高く評価されています。
“Incredibly, shockingly silent” だそうです。
そんなMac Proのお値段はいちばん安い構成でも税別59万9,800円。
上の動画のMaxさんが主に動画編集用として買った構成で1万5,000ドル。だいたい165万円ですね。
いくら仕事道具だとはいえ、パソコン1台に160万円以上出すのにはかなり抵抗があるのですが、一方で「こういうのを買う人がいるんだな」という発見があったわけです。
翻って我が身を見れば、MacBook Pro 16インチモデルの値段が26万円台からなかなか下がらないと言っては価格コムを巡回する有様でどうにも締まりません。
で、20数万円のMacBook Proを買うつもりがあるのなら、その金額でPCをアップグレードすれば楽しいし、得られるものも多いのではないかと思ったのが発端となり、初めてスモールフォームファクターPCを組んでみたのがこちら。
手持ちのパーツを最大限流用したのでずいぶん安く済みました。
その後、GPUのアップグレードやら何やらを経て現在に至っていますが、使わなくなったパーツの値段を含めてもMac Proの59万9,800円には及びませんし、自分がほしいスモールフォームファクターPCを作るのに160万円なんてぜったいに使いきれません。
さらに、この2月と3月はau PAYの20%還元キャンペーンが行われていたせいでアキバ詣がたいへん捗り、本当に楽しい毎日でした。
それもこれもPCの価格に対する心理的な壁を破壊してくれたMac Proのおかげだと感謝しています。
おそらく自分でMac Proを買うことは今後もないと思うのですが、これからもハイエンドとはこういうモノだというのを世界に見せつけ続けていただきたいと心から願う次第です。
なお、MacBook ProかMacBook Airにはいずれまたお世話になるつもりです。