【レビュー】Microsoft Surface Headphones(2018)の実機レビュー

周辺機器

Microsoftから発売されているSurface Headphonesのレビューをお届けします。

ソニーやBOSEじゃありふれてて…という方はチェックするべきでしょう。


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Microsoft Surface Headphonesのレビュー

Surface HeadphonesはMicrosoftのオーバーヘッド型Bluetoothヘッドフォンで、Windows 10だけでなくMacOS、iOS、AndroidなどBluetooth接続に対応した多くのデバイスから利用できます。

同じ価格帯にはソニーのWH-1000XM3やBOSEのQuietComfort 35 IIといった強力なライバルがいて、こうした機種の張り合える実力があるのかとても興味深いです。

機能的な特徴は左右のハウジングにダイヤルを持ち、これらを回転させることでノイズキャンセリングのレベルや音量を調節できることです。

では早速使ってみましょう。

デザインはオーソドックス

Surface Headphonesのデザインは昔ながらのオーバーヘッド型ヘッドフォンのそれを踏襲していて、屋外で使っても特に目立ったりすることはないでしょう。(右がSurface Headphones)

ヘッドバンドの根元のWindowsロゴが目印です。

色は明るいグレー。これからの季節には合うんじゃないでしょうか。

ハウジングはやや厚めです。

前後・左右を区別しづらいので、慣れるまでは装着時に「どっちが右だっけ?」と迷うことがありました。
(ハウジングを支えるアームが後ろに来るように装着する、と覚えればいいと思います)

同梱品はケース、充電ケーブル、ヘッドフォンケーブル

ヘッドフォンのほかにキャリングケース、充電用のUSB-A to USB-Cケーブル、有線接続のための3.5mmステレオミニジャックのケーブルが付属しています。

ケースはファスナーで全開できるタイプ。

内部にメッシュポケットがついていて、そこにケーブルを収めるようになっています。

ケースに収納するときはソニーやBOSEのようにヘッドバンドの根元で折り曲げることはできず、ハウジングを90度回転させて全体を平らにして収納します。

装着感はやや固め

Surface Headphonesの装着感は、手元のBOSE QuietComfort 35 IIと比べてやや耳への圧迫が強く感じます。

といってもとくに不快なわけではなく、Beatsのヘッドフォンもこんな感じだったと思うので、こういうのが好きな方もいるだろうという程度のものです。

重さはQC35IIの235gに対してSurface Headphoneが290gなので、この重さを支えるために少しキツめの挟み込みが必要だったのかもしれません。

操作性の良いところとそうでもないところ

Surface Headphonesの操作性は良い部分とそうでもない部分が混在している印象です。

良いところは、曲の停止・再開・前後スキップの操作を左右どちらのハウジングでもできること。

Surface Headphonesは左右のハウジングの表面がタッチセンサーになっていて、ここをシングルタップすると曲の停止・再生、ダブルタップとトリプルタップで曲の前後スキップができます。また、長くタップすると接続している機器の音声アシスタントを呼び出すこともできます。

これらの操作は左右どちらのハウジングでも行えるので、荷物を持っているときなどに空いている方の手ですぐに操作できるのはとても快適です。

一方でそれほど良くないと感じる点もいくつかあります。

まずホイールの操作性。

ホイールはハウジングの円錐台の表面に5mmほどの厚みで設置されています。右のホイールで音量を、左のホイールでノイズキャンセリングの効き具合を操作できるのですが、ホイールの厚みが足りないので摘んで回すときに集中力を要します。

また、ホイールを回転させるときの指とハウジングが擦れる「ガサガサ」という音がハウジングを伝ってモロに聞こえてしまいます。

次に電源ボタン。

電源オン・オフを本体とツライチの小さなボタンの押し込みで行う仕様はあまり良いとは思えません。素手でもボタンの位置を探るのに苦労しますし、手袋では完全にお手上げです。
ペアリングも同じボタンの長押しで行うので操作性はよくないです。

操作性については見た目をある程度割り切って実用に徹したBOSEの仕様に好感が持てます。

音質

音質は全体的に良好で、ちゃんと価格なりのレベルに達していると思います。

強いて難点を挙げれば、聞き手によっては低音がちょっとモタるように感じるかもしれないところでしょうか。

音質は好みによるところが大きいので、ぜひ実物を手にとって試してみてください。大手の家電量販店には実物を展示しているところもありますので。

ノイズキャンセリングの効き具合

ノイズキャンセリングはよく効きますし、手元のBOSE QuietComfort 35 IIと比べても遜色ないと思います。

先にレビューされている人々の評価では同価格帯の他のヘッドフォンと比べると効きが弱めと言われていますが、私はそうは感じませんでした。

ヘッドフォン脱着時の動作について

Surface Headphonesを頭からはずすと、ノイズキャンセリングがオフになり、再生中の音楽や動画が一時停止するようになっています。

そして、再度装着するとこれらが再開するのですが、このときノイズキャンセリングがオンになる「プツッ」という音が聞こえてしまいます。

作業中にほんの一瞬ヘッドフォンを外すことってわりとよくあると思うので、短時間の脱着ではノイキャンをオフにしないといった工夫があるといいと思います。


デザインが気に入れば買って後悔はなさそう

というわけで、Surface Headphonesは同価格帯の他社製品と比べて特別にここが優れているという製品ではありませんが、どこかが決定的に劣っているというわけでもありません。

ヘッドフォンとしては価格相応の実力を持っているので、デザインが気に入ったとか、他の人があまり使っていない目新しさに惹かれたという理由で買っても、後悔することはないだろうと思います。

ただ、細かな操作性の面では長くオーディオ機器の世界で生き残ってきたライバルに一日の長があるのも確かですので、その点は心に留めた上で判断されるのがいいでしょう。

Surface HeadphonesはMicrosoftがリリースするハイエンドクラスヘッドフォンとしては最初の製品です。一発めでこのクオリティを出せたということは、今後の伸びしろに期待を寄せざるをえないわけで、第2弾、第3弾が楽しみであります。

以上、Microsoft Surface Headphonesの紹介でした。


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