東京ゲームショウ 2017へ行ってまいりました。
一般公開前のビジネスデーだったんですが、大盛況で試遊もままならない混雑ぶり。
で、おもにHPのゲーミングPCシリーズ「OMEN by HP」をチェックしてきました。
東京ゲームショウ 2017とは
東京ゲームショウは毎年9月に幕張メッセで開催される世界最大級のゲーム展示会で、世界中からゲーム機・ゲーミングPC・ゲームソフトのメーカーや関係する団体が集まって、非常に派手な展示を見せてくれます。
東京ゲームショウ 2017
http://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2017/
会場の様子はこんな感じ。
発売前のゲームを試遊できるのですが、人気ゲームのブースには整理券を求める人々が押し寄せて、2時間待ちは当たり前といった有様です。
おキレイ・イケメンなコンパニオンさんがたくさんいらっしゃって華やかなことこの上ありません。コンパニオンさんの多くはゲームのキャラクターのコスプレをされていたりします。このあたりもゲームショウならではの楽しみです。
HPのOMENを見てきた
さて、私はといえば、ゲームの試遊もそこそこにHPのOMENをチェックしてまいりました。
赤黒のど派手なブース。
コンパニオンさん(女性)が何名もいらして豪華絢爛です。
さて、今回展示されていたのは、OMENのゲーミングノート2種類(「OMEN by HP 15」と「OMEN by HP 17」)、デスクトップ(「OMEN by HP Desktop 880」「OMEN X by HP Desktop 900」)、そして、VRバックパックに対応してバッテリー駆動も可能な「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」です。
ブースでは大人気オンラインシューター「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(PUBG)のプレイイベントが行われていて、上手な方々が実況・解説つきでプレイされていました。
OMEN by HP 15 & 17
こちらがOMEN by HP 15とOMEN by HP 17というゲーミングノートです。
どちらも第7世代 Intel Core i7プロセッサーとNVIDIA GeForce GTX 1060以上のGPUを搭載したハイスペックPCで、「オーバーウォッチ」のチュートリアルをプレイできるようになっていたので触ってみましたが、非常にぬるぬるの快適動作でした。
快適にゲームをプレイしたいけれど、あまり場所を取られたくない、あるいは、あちこちへ持ち運んでプレイしたいという場合には、こうしたラップトップ型が便利です。
VRタイトルへの備えも万全の「VR Ready PC」でもあります。
ディスプレイは解像度こそFull HDですが、リフレッシュレート120Hz対応のFPSやアクション向きのスペックとなっています。
展示されていたデモ機にはXbox Oneのコントローラーが有線接続されていましたが、もちろんキーボードとマウスでの操作も可能です。
OMEN by HP Desktop 880
こちらはデスクトップタイプのOmen by HP Desktop 880です。
構成によっては冷却方式として水冷も選べるというハイパフォーマンスぶりです。
ディスプレイ、キーボード、マウス、マウスパッド、ヘッドセットなどのアクセサリーもOMEN by HPブランドで揃えると、見た目の統一感が出ますし、気分も盛り上がりそうです。アクセサリーのお値段はこの手のものとしてはあまり高くない方だと思います。
OMEN X by HP Desktop 900
このあたりからだんだんと不穏になっていきます。
OMEN X by HP Desktop 900です。
でかい!
キューブ型筐体の1辺だけを下に向けた変わった置き方になっていますが、このおかげで置いたまま立方体の6面すべてにアクセスでき、また、排熱の観点からも有利になっていると思われます。
昔あったNeXTcubeの趣も感じられます。
このモデル、スペック的にはOMENシリーズのフラッグシップの位置付けで、CPUにはCore i7-7700Kを、そして、GPUとしてGeForce GTX 1080を2枚挿しできる、無慈悲なパワーを誇っています。
こんなセットで「Project Cars 2」のデモが行われていました。
お値段も税抜34万8,000円からとそれなりのものですが、ハイエンドとはそういうものです。
OMEN X by HP Compact Desktop P1000
そして、ゲームショウならではの展示がこちらのOMEN X by HP Compact Desktop P1000です。
これは、薄くて比較的軽いPC本体に、それをセットするためのドック、PCを背負うためのバックパック、バッテリーパック(4つ)がセットになったものです。
ドックにセットした状態では通常のデスクトップPCのように動作し、ドックから取り出してバックパックにセットすれば外部とのケーブル接続なしで利用できるVR特化PCになるというもの。
据え置きのPCでVRゲームを楽しもうとすると、PCとVRゴーグルをつなぐケーブルが部屋の中を這い回ることになって、煩雑なだけでなくとても危険です。ケーブルに引っ掛かって転ぶ程度ならまだしも、ケーブルを引っ張ってPCを倒したり床に落下させたりしたら大ごとです。
OMEN X by HP Compact Desktop P1000はPCを背負うことでケーブルレス(正確には、ケーブル接続がプレーヤーの体付近で閉じている)の状態になり、安全にVRを楽しめるというわけです。
バッテリーは本体内蔵のものと外付けのもの(2個)の組み合わせで約1時間動作し、その間に残りの2個を充電することで、それらを適宜交換して遊び続けられるようになっています。
ちょっと背負わせてもらいましたが、バックパックの胸と腰の部分をしっかり締め付けて体に密着させるようになっているせいで、あまり重さを感じずに背負うことができました。
ゲームと仕事の両方をこなせるOMEN by HP
ゲーミングPCのブランドには有名なものがいくつかありますが、中でもOMEN by HPは最近徐々に知名度を上げてきた感があり、ショーや店頭で見かけることも多くなってきました。
ブランドの特長としては、あまり低価格に振りすぎず、ゲーミングPCに求められる機能と性能を妥協なく盛り込んだモデルを多くラインアップしていることが挙げられます。
パフォーマンス重視で設計されているため、ゲームだけでなく一般的な事務処理にも十分以上に対応できるので、外へ持ち出すことを全く考えなければ、非常に使いでのある機種ばかりです。ド派手なデザインもカッコいいです。
ゲームと仕事の両方をキッチリこなせるPCとして、ゲーミングPCを選ぶのはなかなか悪くない選択だと思います。
OMEN by HPの詳細は以下のリンクからご覧ください。