最近引っ越しをいたしまして、急に決めたことによる準備不足のため約10日間にわたり自宅のインターネット回線が不通(未開通)となりました。
その間、楽天モバイルだけを使った結果。
楽天モバイルの電波が来ない
2021年8月にiOS版の楽天モバイルアプリの仕様が変わり、接続中の回線が楽天独自の回線かパートナー回線(au回線)かを判別できるようになりました。
ご存知のとおり、楽天モバイルは楽天回線に接続していれば月額月額3,278円(税込)で通信し放題。
とすれば、引越し先のインターネット回線が開通するまでの約10日間、楽天モバイルのテザリングで過ごせるではないかと思い、引越し前の家で実験もして問題ないという感触を得た上で引っ越しをしました。
ところが、引越し先の家ではどう頑張っても楽天回線に接続されず、パートナー回線にばかり接続される始末。
パートナー回線は1か月に高速通信を最大5GBまでしか利用できないためPCからテザリングで利用するなど論外です。
その結果、固定回線が開通するまでのあいだ、ネット生活はiPhone1台でまかなうことになりました。しかも、自宅ではパートナー回線分の5GBをなるべく消費しないように高速通信設定をオフにして最大1Gbpsの縛りを課したため、たいへん不便な生活をする羽目になりました。
それでもこの期間を含む1か月間の通信容量は約16GB。いかにネットに依存しているかを思い知りました。
ちなみに、楽天モバイルの「1GBまでは無料」などのデータ容量の計算には通信設定を高速にしたかどうかは無関係のため、ほとんどずっと低速通信していたにもかかわらず16GBに相当する料金が発生します。
料金は2,204円(通話料込み)
結果、9月の楽天モバイル料金は2,204円となりました。
これには3GB超の通信容量に対応する基本料金2,178円に加え、ナビダイヤルの通話料26円が含まれています。
もとの目論見である3,278円でテザリング使い放題はかないませんでしたが、16GBで2,200円ならまあ悪くなかったかという気もします。
もし、楽天に乗り換える前のUQモバイル時代だったら、とてもこの1か月を乗り切ることはできなかったでしょう。
エリア拡張とパートナー回線の解消を急いでほしい
前にも書いたと思いますが、楽天モバイルは楽天回線とパートナー回線の端境地域では使い勝手があまりよくありません。エリアを越境するタイミングで一時的に通信が途絶えたり、ストリーミングの再生が途切れたりという現象に見舞われます。
楽天には早くエリアを拡張し、それに応じてパートナー回線の解消を急いでほしいと切に願います。
povoだって基本無料だし、LINEMOも3GBまでなら楽天より安いので、価格だけに着目しても楽天の優位はもう絶対ではないのですから。
リンク:Rakuten UN-LIMIT VI(楽天モバイル)