Surface ProのCore m3モデルとブラックのタイプカバーのセットが再び登場しています。
お値段は税込み10万224円。ペンをセットにしても11万2,960円。学生さんのいるご家庭なら、1万円のキャッシュバックも。
Surface Pro(Core m3モデル)+ブラックタイプカバーのセットが10万224円
今回登場したのはSurface ProのCore m3 / 4GB / 128GBモデルにブラックのスタンダード型タイプカバーをセットにしたものです。
本体のスペックは次のとおり。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Windows 10 Pro |
CPU | 第7世代 Intel Core m3-7Y30 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 128GB SSD |
ディスプレイ | 12.3インチ、2736 x 1824ピクセル、タッチ操作・ペン入力対応 |
カメラ | イン:5Mピクセル(Windows Hello対応)、アウト:8Mピクセル |
インターフェース | USB 3.0 Type-A、microSDXC、Surface Connect、 Mini DisplayPort、3.5mmヘッドセット、タイプカバー接続ポート |
ネットワーク | Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1 |
バッテリー | 13.5時間(動画再生) |
サイズ・重量 | 292 x 201 x 8.5mm、768g |
その他 | ペンは別売り |
発熱の少ないCore m3プロセッサーを採用しているため、本体内部に冷却ファンを持たない静音設計となっています。
タイプカバーは標準の黒いタイプ。機能的には高級モデルのSignatureタイプカバーと変わりありません。
Surfaceのタイプカバーは構造上それほど堅牢なものではありませんが、ポコポコした打ち心地が癖になる、良いキーボードだと思います。
Surfaceのタイプカバーの打ち心地などについては、こちらのレビューでも触れていますので、参考にしてください。今回セットになるのと同じ黒いタイプカバーです。
Core m3 / 4GB / 128GBでどこまでやれるのか
さて、今回セット販売されるSurface Proは、シリーズの中で最小構成のものです。このスペックでどこまでやれるかが少し気になるところです。
まず、CPUについて、Surface ProのCore m3-7Y30は、現行の12インチMacBookのCore m3-7Y32に対して、ターボブースト時のクロックが若干低いため、ベンチマークでフル回転させたときのパフォーマンスで10~15%ほど劣っています。ただ、違いはブーストを掛けたときの最大クロックだけなので、オフィスワークのような軽い作業で違いを実感することはほとんどないでしょう。まずまず戦えるはずです。
RAMは4GBですが、これも同時に起動するプログラム数を欲張らなければ、この先2年くらいの間は、とくに問題なく使えるのではないかと思います。それより先は、OSやアプリの要求スペックの増大によって、快適に作業するためには買い替えなどの検討が必要になるかもしれません。
ストレージ128GBは微妙なラインです。手元のSurface Book 2には、Windowsとセットになっているメーラーやカレンダー、Edgeブラウザー、ストア版OneNoteなどの他には、Office 2016(Word / Excel / PowerPoint / OneNote)、iTunes、Spotify、ブラウザー2種類(ChromeとFirefox)、Gimp 2、マスターマネー 6、Evernote、VLC、Vegas Pro 15くらいしか入れていませんが、データを除いた容量はおよそ65~70GBといったところです。つまり、データに使える容量は58~63GBということ。
アプリは必要最小限に絞り、データはなるべくクラウドに退避するなど、使い方に工夫が必要になるでしょう。
というわけで、今後少なくとも2年くらいの間、オフィスワーク中心で、あまりアプリを欲張らずに、データの管理にも多少は気を使うという使い方をするなら、Surface Pro(Core m3 / 4GB / 128GB)は使えると思います。
もう少し長い期間快適に使いたいなら、より上位のモデルはタイプカバーが無料になるセール中ですので、そちらでCore i5 / 8GB / 256GBあたりをお求めになるという手もあります。
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以上、Surface ProのCore m3モデル+タイプカバーセットが再登場した話でした。
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