WindowsからMacに買い替えたくなったときに思い出すべきこと

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MacBook early 2016 - 3

6月のWWDCでMacBook Proの2018年モデルが発売されるとして、WindowsユーザーがMacへの買い替えを検討するときに留意するべきことを思い出しておきます。

わりと頻繁にMacとWindowsを行き来した経験からのアドバイスです。自戒も込めてます。


WindowsからMacに乗り換えたくなったときにチェックすること

最近はWindowsでできてMacでできないことや、その反対のことは、ほとんどなくなりました。

しかし、「できる」ことと使いやすいことは必ずしも同じではありません。

というわけで、どちらもだいたい同じことができることを前提として、WindowsからMacに乗り換えるときに留意することを挙げてみます。

Macに乗り換えて良くなること

フォントが美しい

Macのフォントは美しい。ブラウザーでもアプリの設定画面でも、あらゆるフォントが美しく表示されます。

Windowsだけを使っていては気づかないことですが、一度知ってしまうとどうしてもWindowsが少し霞んで見えてしまうポイントです。これが定期的にMacが欲しくなる最大の理由の一つかもしれません。

どんな音源でもAirPlayできる

Mac上で再生する音はどんなものもAirPlayでAirPlay対応機器に飛ばすことができます。

Windowsでは、AirPlay機器に飛ばせるのは、基本的にiTunesで再生するものの音だけです。

Macなら、radikoやYoutube(の音声メインの動画・生放送)などを、内蔵スピーカーだけでなく、AirPlay対応のオーディオ機器や高品位なアンプ内蔵スピーカーで、Bluetoothよりも良い音で楽しめます。

Final Cut Pro XやUlyssesなどのWindowsにないアプリが使える

Final Cut Pro X(FCPX)は動画編集アプリ、Ulyssesはテキストエディターのアプリです。

動画編集もテキストの編集も、Windowsでもできる作業ですが(当たり前ですね)、個別のアプリを名指しで使いたい場合は、Macを選ぶしかなくなることがあります。

FCPXは2012年に発売されて以来、ずっと無償でアップデートされ続けています。たしか2万8,000円くらいで買ったものですが、6年経っても最新の状態で使い続けられていて、非常にお得感が高いです。

Ulyssesはテキスト入力に特化したアプリで、MacとiOSにのみ提供されていて、Windows版がありません。これをパソコンで使いたければMacを買うしかないというものです。

これらは私にとってmacOSのキラーアプリと言ってもいいかもしれません。

Macに乗り換えると困ること

困ったバグがある

macOSの仮想デスクトップ機能「Mission Control」を使い、タッチパッドやマウスでデスクトップ間を行き来していると、マウスカーソルが消えてしまうバグがあるようです。

たしか2013年頃からずっと同じ現象に悩まされ続けていますが、改善の気配はありません。

Macを買うたびに「まだ直ってない!」と憤慨してしまう、ストレスフルな現象です。

(macOSのバグなのか、常に併用しているVMWare Fusionに絡む問題なのか、その他の要因なのか、切り分けはできていませんが、個人的には超困った問題です)

バッテリーライフが短い(Surface Book 2比)

MacBook Proのバッテリーライフはどのモデルも公称最大10時間です。

15インチモデルを使っていると、3時間も使えば残量は半分をはるかに下回り、「そろそろ電源に接続したい」というそわそわした気持ちになります。

持ち運びを前提とするなら、Surface Book 2を使っている方が安心です。

スクリーンショットアプリが貧弱

Macでスクリーンショットを撮り、加工して保存するアプリの定番は、Evernoteの「Skitch」ですが、Skitchはすでに開発が終了しており、最新のmacOS(High Sierra)では一部の機能に不具合が出ているという話も聞きます。

Windowsには「Screenpresso」という超強力なアプリがあって、今のところWindowsかMacかを問わず、これにまさるスクリーンショットアプリには出会ったことがありません。そして、ScreenpressoがMacに移植される気配は全くありません。

スクリーンショットを撮って加工する、という作業を頻繁に行うなら、MacよりもWindowsの方が便利です。

GIMP2が使いづらい

無料のフォトレタッチアプリ「GIMP2」は、Macの日本語環境では実に使いづらいです。

Macでは日本語入力のオン/オフをキーボードの「かな」「英数」というキーで行いますが、Mac版GIMP2のファイル保存画面でこれらのキーを押すと、画面が勝手に閉じてしまうという問題があり、もんのすごく不便です。

また、GIMP2のウィンドウが手前に表示されているのに、入力フォーカスが裏にある別のウィンドウに取られるような現象もあり、いちいちGIMP2のウィンドウを選択し直す必要があって、これまた不便です。

OneNoteの進化が遅い

Microsoftのノートアプリ「OneNote」にはMac版も用意されていますが、機能アップも不具合の修正もWindows版の方が対応が早いように感じます。

お膝元のWindows版の方が優遇されるのは当たり前ということかもしれませんが、ヘビーユーザーとしては少し不満なところです。


Windowsで十分では?(でもMac欲しい)

と、このようにMacに乗り換えるメリットとデメリットを冷静に並べてみると、メリットに対してデメリットが多いように感じられます。

Macでしか使えないアプリがあって、どうしてもそれが必要な場合に限り、Macへの乗り換えを真剣に検討するというくらいの態度でちょうどいいと思うのですが、私の場合いつも誘惑に負けてMacを買ってしまうので、やはりMacには何か抗い難い魅力があるということなのでしょう。

お金が余っていれば、WindowsとMacの両方を維持したいところですが…。果たして今回は我慢できるのか?ちなみに、たった今の心境は、Surface Book 2に完全に満足しているので、買い替えるつもりはありません。