Windows 10の標準ブラウザーであるEdgeはページ描画の高速化やページへの書き込みなど、多くの改善と機能追加が行われていてたいへん便利ですが、初物ゆえの使いづらさもあるようです。
Edgeだけが悪いわけではなくウェブサイトやアドオンの対応を待たなければならない部分もあるわけですが、とりあえず困ったらInternet Explorerを使えばいいですよ、という話です。
Edgeを使っていて困ったこと
Windows 10の標準ブラウザー「Edge」です。
リリース前から大宣伝がされ、鳴り物入りで登場してタスクバーの一等地を占拠していますが、いくつか困っていることがあります。
ウェブサイトからのダウンロードがうまくいかないことがある
Windows 10上に作業環境を作るためにいろんなソフトをウェブサイトから落としてくる必要があるのですが、1PasswordとDropboxをダウンロードしようとしてうまくいかないことがありました。ボタンを押していつまで待ってもダウンロードが始まらないのです。
Windowsを何度か再起動するうちにうまくいくようになったのですが、なんだか不安定な印象です。
たとえばDropboxのダウンロード画面はEdgeとIEで違っていて、サイト側のブラウザー識別結果が異なっているように見えます。
ダウンロードの動作と何か関係があるのでしょうか。
アドレスバーでGoogle日本語入力が使えないことがある
Edgeのアドレスバーに検索キーワードとして日本語を入力しようとしても、Google日本語入力を使っているとうまくいかない場合があります。
日本語入力がオンにならないのです。
Microsoft IMEなら大丈夫ですが、これはちょっと困る。
1Passwordのアドオンがない
マルチプラットフォーム対応のパスワード管理ソフト「1Password」は各種ブラウザ用のアドオンを使うことでウェブサイトへのサインインを半自動化できるのですが、Edge用のアドオンがまだリリースされていないため使えません。
1Password本体を起動してIDとパスワードをコピペする必要がありとても面倒です。
1Passwordの開発元であるagilebitsは、対応予定時期も、そもそも対応するつもりがあるのかも発表していない模様で、ちょっとそれはどうなのよという感じです。
ならばIE(Internet Explorer)がある!
どれも細かいことですが、毎日のことなのでなるべくストレスなく使いたいところです。
でも大丈夫。Windows 10にはちゃんとInternet Explorer(IE)もインストールされています。
スタートメニューを開いて「internet explorer」とタイプするとこのとおりあらわれます。
IEのバージョンはこれまでとおなじ「11」です。
これなら上に書いた問題は全部クリアーです。
というわけで、Edgeを使っていて困ったときには、いつでもIEが使えますよというお話でした。