13.5インチ型クラムシェル「Surface Laptop」発表~日本での発売は?

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Surface Laptop - 4

Surface Laptopが発表されました。

タッチ操作とペン入力に対応しつつ、ディスプレイとキーボードを分離させることができないという、わりと普通のウルトラブックという趣のSurface Laptop。「Windows 10 S」という謎のOSを搭載しています。

Windows 10 Proに無償でアップグレードできるなら買いで良いと思います。


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Microsoft Surface Laptopの概要

Surface Laptopの仕様は次のとおりです。

項目 内容
OS Windows 10 S
CPU Intel 第7世代 Core i5 / Core i7(Kaby Lake)
GPU Intel HD 620(i5モデル)/ Intel Iris Plus 640(i7モデル)
RAM 4GB / 8GB / 16GB
ストレージ SSD 128GB / 256GB / 512GB
ディスプレイ 13.5インチ 2256 x 1502ピクセル(アスペクト比 3:2)
インターフェース USB 3.0 Type-A、3.5mmヘッドセット、mini DisplayPort、SurfaceConnect
ネットワーク IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0LE
カメラ 720pフロントカメラ(Windows Hello対応)
バッテリー ビデオ再生 最大14.5時間
サイズ・重量 308.02 x 223.2 x 14.47mm、1.25kg
その他 タッチ操作対応、Surface Dial対応(オフスクリーンのみ)、ペン別売

13.5インチと大きめのディスプレイを搭載し、その分フットプリントもやや大きめ(Surface Bookより少しだけ小さい程度)ですが、重量はSurface Bookの約1.5kgよりもかなり軽くなっています。
厚みもSurface Bookの最大22.8mmと比較するとずいぶん薄くなりました。

ディスプレイの縦横比は3:2となっていて、Surface Pro 3以来の伝統を受け継いでいます。紙ベースの資料を編集したり、最終的に紙に出力する資料を作ったりする場合、このアスペクト比は非常に都合が良いのです。
もちろんタッチ操作とペン入力に対応しますが、ペンは別売となっています。

CPUには最新のIntel Coreシリーズ(Kaby Lake)を採用。Surface Pro 4やSurface BookはずっとSkylakeのまま据え置きでしたが、さすがにSurface Laptopでは更新してくれました。


外観の特徴

Surface Laptopで特徴的なのは、本体のカラーがバーガンディ、プラチナ、コバルトブルー、グラファイトゴールドの4色用意されていることです。

Surface Bookは白っぽいシルバー1色、その他のSurfaceシリーズも本体は1色でタイプカバーでバリエーションをつけるという設定でしたが、Surface Laptopでは本体色を一気に4色まで増やしてくれました。

素材はアルミニウム製の高級感のあるもので、Surface Pro 3以降のSurface Proシリーズ、Surface 3、Surface Bookで共通して採用されてきたマグネシウム合金から変更されています。
Surface Laptop - 4

画像や動画などを見ると、バーガンディのモデルは12インチMacBookのローズゴールドの質感に似ているようにも見えます。
Surface Laptop - 2

サイズ的には13インチMacBook Proと同程度なので、MacBook Proのカラバリを充実させたようなものと思っておけば良いかもしれません。

そして、キーボード側のキーとタッチパッド以外の部分は、Surface Pro 4 Signatureタイプカバーでおなじみのアルカンターラ素材が貼り付けられています。色は外装と同じ4色です。
Surface Laptop - 1

クラムシェル型ラップトップのキーボード面にこのようなソフトな素材が使われるのは非常に珍しく、Surface Laptopのデザイン面での大きな特徴になっています。
アルカンターラの表面は撥水・防汚加工がされているとのことで、お手入れも簡単にできそうです。
Surface Laptop - 3


OSはWindows 10 Sだが、期間限定でフル機能版に無償アップグレード可能

Surface Laptopの初期インストールOSは「Windows 10 S」というもので、機能的にはWindows 10とほぼ同等でありながら、アプリケーションはWindowsストアからダウンロードしたストアアプリしか使えないという制限が付けられています。

この制限の主な目的は、Microsoftの審査に通ったストアアプリしかインストールさせないことでセキュリティを向上させるということだと思われますが、ユーザーとして見ればストアアプリ以外の膨大なソフト資産を利用できなくなるということを意味していて、メリットに対するデメリットが大きすぎるようにも見えます。

Microsoftもそういう反応はお見通しで、Windows 10 Sにはフル機能のWindows 10 Proへのアップグレードパスが用意されています。

Microsoft StoreのSurface Laptop説明ページによるとWindows 10 Sは「簡単に、手頃な価格で(easily and affordably)」Windows 10 Proにアップグレードできるとあります。

また、Surface Laptopに限って言えば、2017年12月31日までの期間限定で、Windows 10 Proへの無償アップグレードが提供されています。

Windows 10 Sのまま使えば、例えばメールに添付された怪しいファイルがマルウェアだったとしても、それを実行できないので被害に遭わないことが期待できます。
また、OfficeのようなWindowsを使う人ならほとんど全員が使うようなアプリは、今後ストア版が提供されるそうで、必要最小限の機能を安全に使いたい人にとってはWindows 10 Sは良いものなのかもしれません。

ともあれ、Windows 10 Proへのアップグレードパスがあるということは、Surface Laptopは事実上フル機能のWindowsラップトップと何も変わらないと言えるわけで、ハードウェアの機能・性能だけを見て買う・買わないを決めれば良いのだと思います。


アメリカでの発売は6月15日。日本では7月から10月のどこか?

Surface Laptopはアメリカでは6月15日に発売予定。すでにMicrosoft Storeなどで予約受付が始まっています。

Surface Laptop - 10

日本での発売については何もアナウンスされていません。

過去の例を見ると、Surface Pro 4はアメリカで2015年10月26日に発売され、日本では11月12日に発売となっています。(約2週間遅れ)

Surface Bookの場合は、アメリカで2015年10月26日に発売され、日本では翌年2月4日に発売されています。(約3か月遅れ)

ついでにその前のSurface 3の例では、アメリカで2015年5月5日に発売、日本では6月19日発売となっていて、その差は約1.5か月です。

これらの例にならえば、Surface Laptopの日本での発売は7月初旬から10月初旬の間のどこかだと期待できます。

PCを日本向けにローカライズする場合に最も面倒なのはキーボードの変更だと思うのですが、Surface Laptopの場合は過去のSurfaceシリーズのようにキーボードとその他の部分を別々に製造できないという問題があります。
一度作ってしまったら簡単には仕向けを変更できない(箱の中身を詰め替えるだけでは済まない)ので、Microsoftが保守的な需要予測をした場合は、日本での発売は遅くなり、供給も少な目になりそうな気がします。
アメリカのBack to Schoolの時期に重なるのも不安材料です。

仕様と価格を見る限り、Surface LaptopはHPのSpectre 13シリーズやDellのXPS 13と良い勝負ができそうな機種ですし、Microsoft純正の安心感というセールスポイントもあるわけで、日本でもわりと売れるんじゃないかと思います。
1年に一度アップデートされるのが当たり前なPCは「生もの」みたいなものなので、一日も早く発売されるのが販売にも良い影響を及ぼすはず。日本での発売を心待ちにしたいと思います。

リンク:Microsoft Surface Laptop
リンク:マイクロソフトストア