Windows 10でアプリごとに利用するGPUを切り替える方法

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 22
Win10 GPU selection - 0

Windows 10のApril Update(Redstone 4)では、複数のGPUを搭載したPCで、アプリごとに利用するGPUを指定できるようになりました。

その手順を紹介します。


アプリごとに利用するGPUを設定する方法

前提として、Windows 10がApril Update(Redstone 4)にアップデートされている必要があります。

まだの方はこちらの記事を参考にアップデートしてください。

Windows 10の大型アップデート「April Update」を手早くインストールする手順
待ちに待ったWindows 10 April Updateが、本日、日本時間5月1日(火曜日)の朝に公開されました。最初に聞いていた予定よりも約3週間遅れとなりましたが、ぎりぎり(米国時間で)4月に間に合いました。 インストールはWindows Update、または、専用のダウンロードページから。

また、この設定は複数のGPUを搭載したPCでしか行なえません。
CPUに内蔵された「Intel HD(UHD) Graphics」の他に、より処理能力の高いNVIDIAやAMDのGPUを搭載しているPCでお試しください。

ではまいります。

まず、Windows 10の設定画面を開き、「システム」をクリックします。
Win10 GPU assignment - 1

次に、左のペインの「ディスプレイ」を選択して、右のペインで「グラフィックの設定」を選択
Win10 GPU assignment - 2

「グラフィックの設定」画面で設定するアプリを選びます
Win10 GPU assignment - 3

ドロップダウンにある「クラシック アプリ」というのは、Windowsストアからインストールしていないアプリのことです。ウェブサイトからダウンロードしたり、CDやDVDなどのメディアからインストールしたものはこちらに含まれます。

一方の「ユニバーサル アプリ」というのは、Windowsにあらかじめインストールされているアプリや、Windowsストアからインストールしたアプリです。「Edge」やストア版の「OneNote」はこちらに含まれます。

「クラシック アプリ」を選んだ場合は、上の図のとおり「参照」からアプリの実行ファイルを選択します。「ユニバーサル アプリ」を選んだ場合は、一覧からアプリの名前を選択します。

Win10 GPU assignment - 8

「ユニバーサル アプリ」を選んだ場合は、一覧からアプリを選択する

ここでは試しにブラウザーの「Google Chrome」の設定を変更してみましょう。Chrome
はクラシック アプリなので、「クラシック アプリ」を選んで「参照」をクリック
して進みます。

ファイル選択画面が表示されるので、次の場所にある「chrome」(chrome.exe)というファイルを選択し、「追加」します
ファイルの場所: C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome

Win10 GPU assignment - 4

ほとんどのクラシック アプリはC:\Program Files (x86)の下にあるので、Chrome以外の設定をする場合も、この場所からそれらしいものを探して指定することができます。

元の画面に「Google Chrome」が追加されたのでクリックします。
Win10 GPU assignment - 5

「オプション」を選び
Win10 GPU assignment - 6

「高パフォーマンス」を選んで「保存」すれば設定完了です。
Win10 GPU assignment - 7

Surface Book 2(13インチモデル)の例では、この画面の上の方に表示されているとおり、「省電力」の設定ではIntel UHD Graphics 620が、「高パフォーマンス」の設定ではGeForce GTX 1050が利用されるようになっています。

対象のアプリを起動している場合は、いったん終了して起動し直せば、設定の効果が表れるようになります。

Surface BookシリーズのようにGPUを複数搭載しているPCをお使いの方はぜひお試しください。

ちなみに、Surface Book 2のdGPU(NVIDIG GeForce GTX 1050)はキーボード側にあり、ディスプレイをキーボードから取り外すと利用できなくなりますが、上記の設定をした状態でも、Chromeは正常に動作しています。
つまり、上記の設定はあくまでも「基本設定」であって、選択したGPUが使えない状況では、そのとき使えるGPUで処理をしてくれるということです。賢いですね。

リンク:Windows 10 Home(Amazon)
リンク:Windows 10 Pro(Amazon)