Windows 10をお店で買うといくらくらいするんだろうと調べてみると意外に高くて驚きました。
メーカー製の最新のPCを使っている分には関係ないことですが、古いPCにWindows 10をインストールしたいとか、MacのBootcamp用に必要だとか、仮想マシンにインストールするといった場面で、パッケージが必要になることもなくはありません。
なるべく安く導入したい。
Windows 10は意外と高い
マイクロソフトストアでWindows 10のお値段を調べてみると、Windows 10 Homeが1万9,000円以上、Windows 10 Proだと2万8,000円近くするので驚きました。
冷静に考えればそれだけの価値はあると思いますが、2万円というといろいろいいものが買える金額ですし、OSなんてPCを買うとタダでついてくるものという感覚が抜けないと、買うのに躊躇してしまう値段ではあります。
それでも必要なときはどうするか?
困ったときのAmazon
Amazonならわりと安く買えます。
ざっと3割引き。
どこで買っても同じなら安いところで買えばいいですね。
【期限切れ】古いOSを買ってアップグレードする
Windows 7以上のOSは2016年7月28日までなら無償でWindows 10にアップグレードできます。
ということは、Windows 7、8、8.1のどれかをWindows 10よりも安く買えれば、その分お得ということです。
古いOSからアップグレードした場合と、パッケージのWindows 10を買った場合とで、OSとしての機能的な違いは全くありません。
というわけで、Windows 7以上のOSがまだ買えるのか探してみます。
Amazonを探ってみると、Windows 7とWindows 8.1のDSP版が売られています。価格もWindows 10より少し安いです。
しかし、その大半がマーケットプレイスでよくわからない業者が販売しているもので、レビューを見ても偽物だとか詐欺だとか散々な評価がついていますので、気を付けて利用しないと危なそうです。
Windows 8.1ならAmazonが直々に販売しているものがあるので、そこから買うのが良さそう。
比較的安価なDSP版を買う
秋葉原や日本橋のPCパーツショップの多くでDSP版のWindowsが販売されています。
DSP版には若干の制限があるため、通常版よりも安く買えるケースが多いです。
制限というのは、DSP版Windowsは何かのパーツとセットで購入して、そのパーツを組み込んだPCで使用することが条件になっている、ということです。
組み合わせるパーツは、安価で、なるべく場所をとらず、なるべく長持ちするものを選ぶのがいいでしょう。
マザーボード、CPU、ドライブ類はすぐに陳腐化して使えなくなるので、おすすめはLANアダプターです。稼動部がなくて壊れにくいし、陳腐化してもPCIポートに挿すだけ挿しておいて実際には使わない(LANケーブルを接続しない)ということもできます。
DSP版はパーツショップだけでなくAmazonでも販売されています。
Microsoft Windows 10 DSP版 /w LANアダプター(Amazon)
まとめ
意外と高いWindows 10をなるべく安く手に入れる方法をまとめました。
一切手間を掛けないならAmazonでWindows 10を買うのがおすすめ。
多少の手間はいとわずに少しでも安く済ませたいならDSP版がお得です。
アップグレードのときにクリーンインストールしたい場合は以下の記事が参考になります。
合わせてご覧ください。
【少し面倒】無償アップグレードのWindows 10をクリーンインストールする手順
https://kiritsume.com/how-to-clean-install-free-upgraded-windows10/
【改善】無償アップグレード版のWindows 10をもう少しだけ簡単にクリーンインストールする方法
https://kiritsume.com/easier-way-to-clean-install-free-upgraded-windows10/