iPhone XでUQ mobileのSIMが使えるか試してみました。
SIMのセットからプロファイルをインストールして実際に通信してみるまで。
iPhone XでUQ mobileのSIMは使えるのか?
今回試したのはAppleストアで購入したSIMフリー版のiPhone X(256GB)とUQ mobileのVoLTE用マルチSIM(nano)の組み合わせです。
それでは早速まいりましょう。
SIMカードのセットは問題なし
UQ mobileのVoLTE用マルチSIM(nano)は普通のnano SIMと同形状なのでそのままiPhone Xにセットできます。
プロファイルのインストール
iOS端末でUQ mobileのSIMを利用する場合、専用のプロファイルをインストールしなければデータ通信ができません。
プロファイルをインストールするには何らかの通信手段が必要なので、Wi-Fiが利用できる場所で作業するのが望ましいです。
まず、以下のページへアクセスします。
UQ mobile「iOS製品の設定方法」
http://www.uqwimax.jp/support/mobile/guide/apn/ios2.html
ページが表示されたら、「iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus/SE」のリンクをクリックします。
「STEP1」のリンクをクリックします。
「許可」
デバイスを尋ねられた場合は「iPhone」を選び。
パスコードを入力して。
「次へ」
「インストール」
もう一度「インストール」
これでプロファイルのインストールが終わりました。「完了」で画面を閉じます。
スピードは十分に出ている
プロファイルのインストールができたらデータ通信ができるようになっているはずです。
早速スピードテストをしてみましょう。
今回使ったのは「ドコモスピードテスト」というアプリですが、測定したのは間違いなくUQ mobileのSIMです。
通勤時間帯の東京都心で下り47.7Mbps出ていますので、通常の用途で困ることはなさそうです。
やはりテザリングは不可
最後にテザリング(インターネット共有)ですが、設定アプリの「モバイルデータ通信」の画面を見ると、「インターネット共有」の項目はずっと処理中のぐるぐる表示のままで操作できませんでした。
これはUQ mobileのSIMをSIMフリー版iPhone 7で試したときと同じ動作で、やはり現時点でUQ mobile + iPhone 7以上ではテザリングはできないようです。
通話は可能
通話は可能でした。音声の品質にも問題なしです。
テザリングが必要なければiPhone XとUQ mobileの組み合わせは悪くなさそう
以上のように、SIMフリー版のiPhone XとUQ mobileのVoLTE用マルチSIM(nano)の組み合わせで、テザリング以外の主な動作は問題なさそうだということがわかりました。
UQ mobileはもともと回線品質に定評がありますし、うまくプランを選べばお得な料金で利用できますので、「iPhone Xが高すぎたから通信料は節約したい」という方は検討されてみてもいいかもしれません。
UQ mobileのお得な開通方法(キャッシュバックあり)については過去の記事で紹介しています。
以上、iPhone XでUQ mobileを使ってみた話でした。
リンク:UQ mobile(公式)
リンク:BIGLOBE UQ mobile エントリーパッケージ(Amazon)