Microsoftのクラウドストレージサービス「OneDrive」をWindows 10で利用する場合、ユーザーは同期するファイルやフォルダーを指定しておき、それらがすべてローカルストレージにダウンロードされる(=クラウドとローカルの二重持ちになる)という動作をしています。
この動作には、同期するファイルが増えれば増えるほど、ローカルのストレージ容量が圧迫されるという弊害があります。
この仕様がついに改善されるようです。待ちに待った仕様変更です。
OneDriveのオンデマンド参照復活は今秋の「Windows 10 Fall Creators Update」が目標
OneDriveがクラウドとローカルでファイルを二重持ちする動作の変更(オンデマンド参照の復活)は、今秋予定されている「Windows 10 Fall Creators Update」への搭載へ向けて、夏にプレビュー版が公開されるとのことです。
公開されたばかりのInsider Build 16193には実装されていない模様です。
Windows 「Announcing Windows 10 Insider Preview Build 16193 for PC + Build 15213 for Mobile」
https://blogs.windows.com/windowsexperience/2017/05/11/announcing-windows-10-insider-preview-build-16193-pc-build-15213-mobile/
機能の内容についてはこちらの動画の3分29秒付近で説明されています。
OneDriveユーザーにとってはものすごく重要な変更です。計画通りに実装されることを祈りましょう。