サンワサプライから発売されたUSB Type-Cポートで利用できるUSBハブ「USB-3TCH16BK」はコンパクトなサイズとちゃんと使えるUSB-Cポートがセットになった、iPad Pro(USB-C搭載モデル)に最適なハブなんじゃないかという話です。
サンワサプライの「USB-3TCH16BK 」はiPad Pro用のおすすめハブになるんじゃないか
2018年に発売されたiPad ProはiOS製品として初めてインターフェースにUSB Type-Cポートを採用しました。
このおかげでLightning接続のiOS機器専用アクセサリーじゃなくUSB接続のアクセサリーが使えるようになりました。
実際に以下のようなUSB接続のアクセサリーで動作を確認できています。順番にUSB接続のキーボード、メモリーカードリーダー、USBハブ、(特殊な)USB HDDです。
もともとUSB-Cコネクターを持つものだけでなく、USB-Aコネクターを持つものにアダプターを取り付けて利用できたものもあります。
こういう状況を鑑みると、iPad Pro 2018ではUSBインターフェースを持つアクセサリーの多くを利用できそうだと見込めます。
※ USB機器であってもマウスや一般的なHDD/SSDは利用できないことが知られているので注意しましょう。
USBハブ選びが実は悩ましい
さて、iPad Pro 2018にはUSBポートが1つしかないので、たとえばiPad Proを充電しながら、USB機器も接続したいというときには、USBハブを利用する必要があります。
また、外部ディスプレイに接続したいとか、有線LANを使いたいという場合も、そうしたインターフェースを持った機器を介して行うことになります。
で、適当なハブを探してみるとわかるのですが、Amazonでたくさん売られているUSB-C接続のハブ製品には、ハブ上に設けられたUSB-CポートがちゃんとUSBポートとして機能せず、ただの充電用ポートになっているものが多くみられます。
また、ちゃんとUSB-Cポートが使えそうなものはサイズがとても大きかったりします。
気づかずにそういう製品を買ってしまった場合も、ハブ上のUSB-Aポートは利用できるのでそれほど致命的な状況には陥らないはずですが、やっぱりちゃんと使えるUSB-Cポートがあるに越したことはありません。
たとえば、有線ヘッドフォンを使うためにAppleのUSB-C to 3.5mmステレオヘッドセットアダプターを使おうとすれば、USB-Cポートがある方がスマートです。
これまではハブ機能に徹した製品として、上でも紹介したエレコムのこちらの製品が、コンパクトで使いやすいものでした。
しかしこれからは、サンワサプライの「USB-3TCH16BK」を候補に入れてもいいんじゃないかと思います。
この製品、メーカーのホームページではちゃんと2018年モデルのiPad Proに対応しているとされているので、安心して購入できます。
さらに、単なるUSBハブではなくHDMIと有線LANのポートを備えているので、これ一つあれば一通りものは接続できます。
サイズは90 x 60 x 16mm、重さは約60gとわりあいコンパクトなので、iPad Proと一緒に持ち歩くのも苦にならないでしょう。
というわけなので、iPad Pro 2018オーナーの方はサンワサプライのUSB-3TCH16BKを検討されるといいと思います。
なお、USBハブ機能に徹したUSB-3TCH17BKというものも同時に発売されましたが、こちらは機能に対して値段が高めなように見えますので、USBハブだけ必要なら上で紹介したエレコムのものを選ぶといいのではないかと思います。
以上、iPad Pro 2018にはサンワサプライの「USB-3TCH16BK」を組み合わせるといいのではないかという話でした。