【格安SIM】大手キャリアのサブブランド(ワイモバイルとUQ mobile)を選ぶか・選ばないか

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SIM cards スマホ/Android

MVNOのSIMを使い始めてそろそろ1年が経とうとしています。

現在のSIMに特に大きな不満はないものの、最低利用期間満了を迎えるにあたって、より快適な環境はないかと思い、大手キャリアのサブブランド(ワイモバイルとUQ mobile)を検討してみました。

通信品質は文句なしだけど、悩ましいことがあります。


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ワイモバイルとUQ mobileは通信品質に不安なし

ワイモバイルとUQ mobileは、それぞれソフトバンクとauのサブブランド的な扱いになっていて、いわゆる「格安SIM」と呼ばれる、多くはドコモの回線を使ったMVNOとは少し毛色の違うサービスを提供しています。

この2つの業者の良いところといえば、何と言っても通信品質が安定的に良いところです。

各キャリア/MVNOの通信品質の定点観測が多くのメディアで行われています。
そのどれを見てみても、ワイモバイルとUQ mobileのパフォーマンスはMVNO各社を寄せ付けない値を安定的に叩き出しています。

ITmedia Mobile 「Y!mobileが圧倒、UQ mobileは本家au並みの速度――「格安SIM」の実効速度を比較(au&Y!mobile回線1月編)」
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1702/16/news094.html

そして、この点こそが、この2つの業者を選ぶ理由です。
その他の点では大手キャリアともMVNOとも大差ないからです。


ワイモバイルとUQ mobileの悩ましいところ

通信品質が安定しているならこの2つのどちらかを選んでしまえばいいかというと、話はそう単純でもありません。

料金はドコモ系MVNOより高め

まず、料金がかなり高めです。

ドコモ系MVNOの料金は、通話SIMでだいたい1,000円台前半(1GB)からで、3GBで1,500~1,600円、5~6GBで2,000円台前半といったところです。

これに対してワイモバイルとUQ mobileは、1GBで3,980円、3GBで4,980円、7GBで6,980円となっています。ワイモバイルとUQ mobileのプランには無料通話が含まれてはいますが、月額料金はドコモ系MVNOのざっと3倍くらいで、かなり高い印象です。(ひとまず割引のことは考慮していません)

料金体系が難しい

また、料金体系の難解さも気になります。

上記のワイモバイルとUQ mobileの価格は標準価格ですが、これが当初1年間(または13か月間)に限り1,000円割り引かれたり、当初2年間(または25か月間)はさらに1,000円割り引かれたりといった割引プランが用意されています。

そして、高速データ通信量も当初2年間(または25か月間)は2倍利用できる設定になっています。

だから、例えばワイモバイルで毎月6GB程度の通信をしたい場合は次のようになります。

  • 最初の2年間は「スマホプラン M」(4,980円。基本3GB、当初2年間は6GB)を利用、3年目以降は「スマホプラン L」(6,980円。基本6GB)を利用
  • 1年目の料金は月額2,980円(「ワンキュッパ割」と「スマホプラン割引」で基本料金から2,000円引き)
  • 2年目の料金は月額3,980円(「スマホプラン割引」で基本料金から1,000円引き)
  • 3年目以降の料金は月額5,980円(「長期利用割引」で基本料金から1,000円引き)

どうですこの複雑さ。
そして、「スマホプラン」は2年単位の契約となっており、契約解除月以外の解約には違約金が発生するため、契約期間を意識する必要もあります。

iPhoneへの対応の問題

それから、さらなる問題として、iPhone 7が動作確認されていなかったり(UQ mobile)、iPhoneシリーズでテザリングができなかったり(ワイモバイル)します。
だから、最新のiPhoneを使うユーザーにはちょっと使いづらいです。

リンク:ワイモバイル「接続実績のある他社端末」
リンク:UQコミュニケーションズ「動作確認端末一覧」


安定した通信が必要な(主に)Androidユーザーに最適

以上のようなことからワイモバイルとUQ mobileは、大手キャリアを利用している人が安定した通信品質をキープしたまま料金を少しだけ安くするために加入するのに適していると言えそうです。

料金はMVNOと比べると高いですが、大手キャリアよりは安いです。
料金プランの複雑さも大手キャリアと大差ありません。

乗り換えの手間とコストさえ負担すれば、あとはずっと(大手よりは)安い料金で使い続けられます。

問題はiPhoneユーザーです。
UQ mobileの方はiPhone 6s / 6s Plus世代まではテザリングも含めて対応済みなので、いつも最新のiPhoneを使いたいという方でなければ問題ないかもしれません。
ワイモバイルの方はiPhone 7 / 7 Plusまで「接続実績のある他社端末」に掲載されていますが、すべてのiPhoneシリーズでテザリング不可です。

iPhoneユーザーの方は、上の動作確認端末のリンクをこまめにチェックしつつ、最新のiPhoneの機能が一部制限される可能性があることを覚悟の上で選択することになるでしょう。

以上、ワイモバイルとUQ mobileについて調べました。やはり悩ましい。

リンク:ワイモバイル
リンク:UQ mobile


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